ヒッチハイク記1 東京出発 | 心理コンサルタント&セラピスト 国本裕美

心理コンサルタント&セラピスト 国本裕美

「”物理学的”心理学」を習得し、数々の悩みを素早く解決し、多くの人生を劇的に良い方向へと導いてきた心理のプロフェッショナル。

1月末に会社を辞め、1/31からヒッチハイクをスタートさせました。


前からやってみたかったヒッチハイク。

男友達しかやってるの聞いたことなかったけど、
話を聞くと良い人に乗せてもらった話しか聞きませんでした。

いつも話している友達の顔はイキイキしていて、
話を聞く私はわくわくしてました。


ぜひやってみたいという気持ちで今回、1か月度にでると決意し、始めました。


・1万円で、静岡・名古屋・三重・大阪・広島・福岡にいって戻ってくる!
・野宿は絶対しない
・民家以外のホテル・旅館などには泊まらない

この3点をルールにしてみました。


1月31日、ヒッチハイク初日。


東綾瀬駅の近くにある、高速の入り口付近に立って

「静岡」と書いた紙を持ち、立っていた。


人からジロジロ見られて、超恥ずかしくておろおろしながら立ってました。

20分立っても誰も止まってくれず、あきらめて、近くのサービスエリアまでタクシーで行った。


料金3300円。


1万円しかないお金をこんなところで3分の1も使ってしまった。


大阪まで夜行バスで行ける額やん!!!


チーン・・・・


仕方ない。


気を取り直して、タクシーから降りて隣に止まっていた車に声をかけた。

「熱海まで行きたいんですけど、途中まで乗っけてってもらえませんか?」


「・・・・」(びっくりして声が出ない)


「途中まででも良いです!!!」


「横浜までだったら良いよ」


ということで、初めて声をかけた方に乗せてもらえて初乗り成功しました。


ハンガーの会社の社長さんで、私と同い年の娘さんがいらっしゃるらしく、

私のことをとても心配してくださいました。


「明日だったら熱海まで行っても良いよ」


「・・・・。今日、泊まるところがないんです・・・・・。泊めてもらえませんか?」


「・・・・・・・」(絶句)笑


結局、ホテルを取ってくれて、一度仕事に戻られたあと、わざわざ私のために

夜ご飯を食べさせにもどってきてくださいました。


初日にして、東京都内のホテルに泊まるという予想外の展開。笑


結局、社長さんは時間的な理由で次の日、東京駅に連れてってくれて、


熱海行きの切符と、昼ごはんのお弁当と、でっかなバームクーヘンを買ってくれて

電車に乗せてくれました。


ヒッチハイクのはずが、電車かよっ!!!!

って思ったけど、こんな展開もありかな。

と思って考えないことにしました。


社長さんには、ここまでしてくれるのかと感動泣きして

何回も「ありがとうございました」って言ってぺこぺこ頭を下げて別れました。


初日からこんなに優しくしてくださる方に出会えて、自分の運を使い果たしてしまうんじゃないかと心配になりました。