先日、心臓血管外科、1年に一度の定期検診に行きました。
血液、尿、心電図、レントゲン、心エコー検査を受け、主治医の診察を受けました。
血液検査結果については、いつもの注意を受けましたが、
心臓については問題なし。有り難いです。
ほっと安心し、嬉しい気持ちになりました。
自分の心臓、身体にありがとう。感謝です。
待ち時間を楽しむための本を忘れてしまい、
ずっとボーッとしていました。
昼間のここは、たくさんの人。
たくさんの見えない気持ちがある。
たくさんの空気が流れる。
入院患者さんとすれ違ったり。
看護師さんが足早に歩いて行ったり。
診察を終えたおばあさんが、待合室に戻ってきた時に、
付き添いできた様子の若い男性が、おばあさんに、
診察結果を尋ね、良かったねと言葉し、
次の外来日を確認しその日なら、俺が連れていくことができると話している。
患者らしき子どもが足早に検査室に入って行き、
その背中の後からお母さんらしき人がついていく。
お見舞いらしき人たちがエレベーターに入り込む。
隣に座ってた男性患者さんが、診察室から出てきた別の患者さんに、
今、入って行ったばかりなのにもう診察終わったの？
検査も診察待つのもすごく時間かかるのに、
診察はたったの3分か～と大きな声で言い、周りの患者さんが苦笑いで同意している。
私の診察の前の患者さんが診察室から看護師さんと一緒に出てきた。
これから入院手続きをしましょう、という言葉が聞こえた。
今、退院されたご様子のご夫婦らしき人が
大きなカバンを両手に持って玄関がある方向に歩いていた。
右も左も前も後ろも、名前も何も知らない老若男女たくさんの人たちが、
それぞれに、それぞれに。それぞれに、それぞれに。
今の一瞬、一瞬、それぞれに、それぞれに。
今日も、明日も、
身体も心も晴れやかな、1日であることを祈る。
