心臓手術を受けてから、今年の8月で13年経ちました。
手術を受けた直後から毎年アップし続けている、13年経過した手術創痕の写真を公開します。
お見苦しい写真がございますので、
ここから先はご興味のある方のみご覧ください。
1番左側が「2012年8月手術直後」。
矢印の一番右側が、現在「2025年8月3日」の写真です。
私の手術創(胸骨正中切開)は、
胸中央に縦15㎝の創と、その真下にドレーンの小さな痕3カ所。
13年経った変化としては、
上の方は毎年少しずつ薄くなって、肌の色に近くなっています。
下の方は肌色に近くなりましたが、
創跡の周りが僅かにピンク(赤っぽい色)が見られます。
毎年思うのですが、10年以上経てば結構薄くなるといいなと願っていましたが、
まだ消えることはないようです。
触ると、プクっとした盛り上がりも残っています。
上の方はかなり平らになりましたが、下の方はプク度があります。
写真には映っていませんが、真一文字の創跡の一番下、
3ヶ所あるドレーンの痕は、薄くピンク(赤っぽい色)僅かに残っています。
プク度はちょっぴりあるくらいです。
過去に何度も記事にしておりましたが、
手術後当初は、皮膚科で手術創を薄くするために、
外用副腎皮質ホルモン剤アンテベートという軟膏を処方してもらったこともありましたが、
性格上、3日坊主なので全く塗らず。
つまり、何もせずに生きてきたナチュラルな場合の、13年ものの創跡です。
相変わらず今もたまにですが、僅かにツッパリ感や、むず痒さを感じます。
特にお風呂上がりや、汗をかいた時などです。
ちなみに、切断した胸骨に関しては、今は全く痛みを感じることはありません。
病院でのレントゲン検査の度に、ワイヤー(?)でぐるぐる巻いて固定(?)された
胸部の画像を見ると、私の体の中はこんな状態なのかと驚いています。
今も温泉に入る時、夏の薄着の季節には、全く隠すことなく、気にもしていません。
これまで毎年、何度も繰り返し書いていますが、
私にとって手術創は、生きている証。
愛しい相棒なのです。
時間が経ってほとんど気にしなくなったので、たまに創が目に入ると、
あれから13年間経ったのか…と手術を受けた時のことを思い出します。
よく頑張ってきたなと、しみじみしみじみ。。。
闘病中は、2025年の未来があるなんて思いもしませんでした。
あの時の経験のおかげで、あれから今も、
目の前のふとした瞬間が幸せで、有難いと感じることばかりです。
決して忘れてはいけない日常の大切さ。
13年間生きて今日を迎えられて、この記事を書けていることが幸せです。
感謝!!
心臓と相棒の創跡さん、これからもよろしくね。
