お早うございます。
人材育成コンサルタントの鈴永啓子でございます。
年々高温の日が増えているようですが、
個人的には、
湿度の高い日も増えているように感じます。
車の運転中、
ラジオの「子供電話相談室」?でしたか、
そこでの相談。
”どうして予想できない雨が突然降るのか”
なんでも、
湿った空気が上に上がり、
積乱雲となり雨を降らすとのこと。
なるほど~
積乱雲の発生は、
航空機の飛行にも影響がありましたが、
発生が早めに予期できないことが問題なのですね。
さて、
今日は、
よく人にぶつかる人について。
ぶつかるといっても、
意見ではなく、体です。
忙しい時などに起こりやすいのですが、
軽くぶつかる人を入れると、
せっかちな日本人は相当数いるようです。
そういう人たちは、
大概、
出発点と到着点しか見えず
また、
なるべくその距離を直線で行こうとする意識に支配されるようです。
ですから、
その間に位置する人が見えなかったり、
邪魔に感じたり。
不思議なことに、
礼儀正しいはずの日本人ですが、
ぶつかった際に謝ることは徹底されていません。
ぶつかる行為が、いかに日常的なのかを物語っています。
人にぶつかるという現象は、
欧米では比較的起きにくいのです。
一つには、
人と人の好ましい物理的距離が、
マナーとして定められており、
それが守られていること。
もう一つには、
日本人ほど、
時間的に追われる意識がなく、
合理性を求めるが故の焦りが少ないということ。
日本人の、
合理性、生産性を重んじるためのせっかちさは、
とても素晴らしい反面、
自分へのゆとりをなくしやすいのだと思います。
始めに戻りますが、
”人にぶつかる”という行為は、
自分の余裕のなさ、
周りへの配慮の少なさ、
・・・をアピールしているようなもの。
ぶつかりやすい人は、
ほかの動作や所作でも、
どこかに失敗が出やすくなります。
「狭いニッポン、そんなに急いでどこへ行く」
昔、そういう標語ありましたね~
楽しい休日の午後をお過ごしください