七五三

今日は七五三の日である。

といっても、祝日ってわけじゃないから、お参りに行く人は

この前の土日なんかに行っていたようで、

スーツ姿の若い夫婦や、着物を着た可愛い子どもたちを

あちこちで見かけた。


我が家の七五三は、7年前の娘の7歳のお参りが最後である。


私は自分はあまり着飾ったりしない方なのだが、

子どものイベントの時の服装については、一方ならぬこだわりがあり

まぁいいか・・・などという妥協は一切許さない人間なのだ。


それゆえ、娘の七五三の時も、春先くらいから

どのような着物を着せ、どんな髪型にするか日々研究していた。


着物については、レトロっぽくてモダンな感じのする

撫松庵ジュニア」の着物が気に入ったので

着物から小物まですべて、ここの物に統一した。


髪型はワンレンのロングヘアだったので、

前髪を斜めに下ろし、夜会巻きにすることとした。


せっかく娘を着飾らせるのだし、記念になればと思い

髪飾りと巾着は手作りすることにして作ったのが写真のセットである。

巾着本体は、義母が縫ってくれて刺繍は私がしたのだ。

バレッタや髪飾りは、パッチワーク用の縮緬の生地を使い、

着物に兎が付いていたので、巾着と髪飾りにもあしらってみた。


写真館で写真も撮ろうと思っていたのだが、

七五三の1ヶ月前くらいに、娘が友達と3輪車で遊んでいて

弾みでこけて顔に大怪我をしたので、アップにすると

その傷がまだ少し目立つということで、当日はスナップ写真だけにとどめておいた。

極妻風

年賀状に使うための家族写真が欲しかったので、

よその人に頼んで撮ってもらったのがこの写真。

撮る時にはゼンゼン気づかなかったのだけど、

よく見ると娘は足を外股に開いて、ニコリともせず

その姿はさながら極妻風ではないか。

カッコイイと思ってセットしてやった夜会巻き風の髪型も

よりその雰囲気をかもし出している。

やはり、6歳の子がする髪型ではなかったようだ・・・


この教訓を生かし、写真館での撮影の時はもう少し

可愛い髪形にしてもらったのは言うまでもない。


子どもが大きくなると、こんなイベントがなくなってくるのは

寂しい限りである。

次に張り切るのは「成人式」か?

実はすでにこのハハは、成人式のプランも立てているのだ。

しかし、その頃はきっと、ハハのアドバイスなど聞く耳持たぬ

って感じになるのではないだろうか?

そうならないよう、日々娘を手なずけるハハなのであった。