我が家のトイレには、雑誌の付録に付いてきた

カレンダーが掛かっているのだが、

そのカレンダーの今日の欄には

ハロウィーン」と書いてある。


そういえば、買い物に行ってもかぼちゃの

飾りがやたらとディスプレイしてあったりして

何かと「ハロウィーン」を盛り上げようとしている感があるのは確かである。


しかし、私は浅学のためかイマイチ「ハロウィーン

の正体がよく分からない。

調べてみると、

古代ケルト人の宗教的儀式で

「死者との交流を通して新しい生命の回復を願う儀式」

で、ケルト民族がキリスト教化された後

「諸聖人の祝日」の前夜祭になった。

ということらしい。


けど、調べてみたところで、キリスト教徒でもない私には

何のことやらさっぱり分からない???

ただ分かったことは、アメリカでも現在は宗教的な

儀式としてではなく、単なるお祭として行われているということで、

そういう意味では、日本人が行うクリスマスに似てなくもない。


ただ、この「ハロウィーン」アメリカなんかでは、

子どもが仮装して「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!」

と言ってご近所なんかを回ったりするらしいので、

少子高齢化の日本では、なかなか流行らないのではないか?

クリスマスのように、隣の人がしてなくても自分ちだけで

パーティーでもプレゼント交換でも出来ちゃうような、

一家完結型(?)の行事ではないところに難しさがあるような気がする。

第一、私の身近でそんなことをやってる人を見たことがない。


家を回ってお菓子を貰う。

そういえば、私が子どもの頃、私の実家のある町では

多分今時分だったと思うのだが「いのこ」という行事をやっていた。

漬物石みたいな、丸い石に縄のついたものを

何人かの子どもが持って家々を回り、

その家の玄関先で、掛け声っていうか歌みたいなのを歌いながら

その石をつくのである。

歌詞をハッキリとは覚えていないのだが、

要は、「いのこ」の夜に祝った人は、福が訪れますよ。

見たいなもんだったと思う。

そして、ついてもらった家の人は、お礼にお菓子か何かをくれる。


私が子どもの頃は、いなかと言えどもかなりの数の

子どもがいたけど、今は本当に子どもがいないから

そんな行事もやっているのかどうか・・・?


すっかり話がそれてしまったけど、結局のところ

ハロウィーン」ってナニ?