こんにちは。
認定補聴器技能者試験合格対策チームです。
認定補聴器技能者
を目指す皆さんと
一緒に勉強するサイトです。
さて、今日は受験願書の話について。
試験勉強の前に、受験願書作成は
大きな関門ですね。
必要な物は以下の通りです。
- 補聴器相談医の証明
- フィッティングケース記録(5例)
- 詳細フィッティング記録(2例)
「補聴器相談医の証明」については
日頃から(近隣の)相談医とコンタクトを欠かさず、丁寧な関係性を作っておかないと難しいですよね。ほとんどの方は認定補聴器技能者養成講習を受け始めた時から
意識していらっしゃると思います。
「フィッティングケース記録(5例)」については
記載欄が限られていますので、簡潔な表現で「フィッティングが成功している」ことを証明しなければなりませんね。
「詳細フィッティング記録(2例)」については
普段から「症例検討」の科目を意識して業務を行っている方にとっては、大した手間にはならないかもしれませんが、多くの方にとっては試験勉強以前に手間取るところだと思います。
以下、過去に取り組んだ時に私が意識したことを挙げてみますね。
データを不足なく揃える
必要なデータは
- オージオグラム(平均聴力レベル・マスキングノイズレベルも)
- スピーチオージオグラム(左右別3音圧、最高語音明瞭度がわかるように)
- 音場での補聴器装用閾値(3回目の記録、裸耳と装用耳、非測定耳の遮断方法、補聴器適合しているもの)
- 音場でのスピーチオージオグラム(3回目の記録、裸耳と装用耳、非測定耳の遮断方法、3音圧、補聴器適合しているもの、聴力レベルが悪くなるほど裸耳のデータに限界あり)
- フィッティングソフトの画面キャプチャ
- 特性表(カプラの明記、ボリューム、フック、ダンパー、ベント、4音圧の曲線)
主観と客観評価の線引きが曖昧だったり、主訴に対する処置が明確でないと、ストーリーの見えないケース記録になってしまいます。読み手が「?」と立ち止まらないように、整合性の取れた記述にしていきましょう。
さて、それでも不安だという方へ朗報です。
今年も技能者協会で
「フィッティングケース記録の正しい記入方法」
についての講習が開催されますよ!
しかも、オンライン会議システム Zoomでの開催ですので、全国どこからでもアクセスできます。
開催概要は以下の通りです。
日程:2020年10月2日(金)17〜18時
受講料:会員 3,000円(非会員 5,000円)
9/30(水)までに振込みのこと
参加したい!という方は、技能者協会のホームページからお申し込みください。
今日はここまで、お疲れさまでした。
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