美しい人生を創る。「自分自身こそ芸術作品」のライフスタイル。 -1177ページ目

創造物 カラダ

68d523e9.jpg職業柄、舞台プロデュースや舞台人育成(人生も舞台と捉えている)をしていることから人に感動を与える立場であり、人を喜ばせるのが大好きなのだが、今日は感動をいただくのも大好きだと再確認できるようなメールをたくさんいただいた。
最近知り合う方達とは本質的なことを語り合えるのが嬉しい。本質的とは、何も高尚な話題云々という事ではなく、本質=人間=自己の探求であったりしたい。
先日知りあった(といっても厳密には再会なのだがお互い話をするまで名前すら忘れていた)方からいただいたメールには『美と健康』は人類永遠のテーマだとあった。今の社会ではその意識は未だ不十分だとも。研究者であるその彼はその道のプロでもある。私は『美と健康』を職業としている。毎日直面するのはその意識の低さという現実、事実。美の追求を誤っている、放棄している、健康はタダだと思っている、諦めている、良かれと思い込んでいるetc…
料理は素材と調理法で作品がつくられる。同様に人間の素材とは、身体、心、知性だと考えるのでHEAPではこの3つのバランス力を高めることに重きを置く。料理人はプロ意識が高ければ高いほど素材にも心を配る。人も素材を育てることに心を配るべきだと思う。創造物の殆どは人から造られる。ならばその創造物をつくるをつくることこそが教育なのだといってもまんざら間違いではないだろう。
要は創ったように創られる。つくり方を間違うと大変なことになるわけだ。
本質を理解する人が少ない中でなお追求することは、彼曰く「未来への挑戦」かもしれないが屈している場合ではない。こうして同志が集まってくることも何かの意味があるのかもしれない。