似て非なり
世の中には、安くて悪いもの
安くて良いもの
高くて良いもの
高くて悪いもの
という値段設定がある。
安くて悪いものは、考えてみると当たり前で
高くて悪いものは、言語道断。
何を選ぼうとするかと言えば
安くて良いもの。
だけど、安いのに良いものというのには限界があるし、
そういうものを探しまわって、一番大切な時間を無駄にして、
結局高くつくということに気づいていないと大変だ。
できたら高くて良いものを選べる人に「なりたい」と思う。
「やっぱり、だてにお金とってないよね~。」
がんばって良い物を購入した時に出てくる言葉だ。
食べ物なら美味しさの違いだし、
洋服ならちょっとした縫製の違いによる着心地だったり、
靴なら、身体の疲れ具合の違いだったり、
装飾品ならそれがもたらしてくれる喜びの違いだったりと
あらゆる事に言えるだろう。
いい絵を知っている人は、そうでないものがわかる。
それと逆に、
良くないものに囲まれていると、いいものがわからない。
全ては違いがわかるかどうかということだ。
似てるのに全く違うものが多い。
もしかしたら、世の中そういうものばかりではないかと思うほどだ。
似てるのに違うものを作り出すテクニックもすごいと思うのだが、
安くて悪いものを、気づかず購入する消費者のためなのだろう。
小さいもので言えば、こんにゃく、お豆腐、わかめ・・
今度お店で、ピンとキリを比べてみるといいと思う。
世の中、賢く違いに気づかねばと、世間勉強できる。
金額で選んで、「似て非なり」の物を選んだばっかりに失う代償が
いかに大きいかに気づくのが、失ってからでは遅すぎるのだ。
良くないものを身体にどんどん注ぎ込んでどうする気だろう?
お豆腐も、こんにゃくも身体にいいというけれど、
似て非なりの物もいいのかどうかは、私は知らない。
こんにゃくに似て非なり。
お豆腐に似て非なり。
バカにしちゃいけない。
そういうところからどんどん本質を学んで
大きい買い物にも役立たせたいし、
自分づくりにも、
人育てにも(子育て、部下教育etc・・)、
必要だと思う。
プラス思考しかり。
似て非なりのプラス思考にだって、ごまかされてはいけないんだな・・これが。
自分自身を誤魔化すからやっかいだけど・・
似て非なりを知る練習はこんにゃくで。 by Ryo
この写真も実は「似て非なり」
これ、ミニチュア。