仕事の方はぼちぼち安定してきた。

しばらくは残業しなくて済みそうだ。なんて考えていると、新たな作業が舞い込んでくる。

資料作成のようなので、これは本来の担当者に投げてみよう。いつものお荷物社員君なんだけど、テコ入れしてるっぽいのでどうなったかどうか。

7年目社員というのが嘘だろと思ったが、社内資料を見たら確かに2018年入社とある。

年数だけ見れば部下を持ちチームリーダーとして活躍し始める頃あいだ。ところがこいつは全然使えない。

・完全に指示待ち。指示されたことはしない。指示がなければ何もしない。

・報告ができない。作業が遅延していても、期限の定時に「できませんでした」とナメたメールを投げて帰ってしまう。

・Excel使えない。ページ割り付け方法すら知らない。

・テスト項目の大項目・中項目・小項目を知らない。

・口頭で作業状況を伺うと沈黙して何も喋らない。黙っていればその場をしのげるだろうと学習しているっぽい。

 

今日は珍しく質問メールが来たが、質問の仕方も下手くそだ。

・質問に至る前提情報がない(質問を理解するために回答者があれこれ調べる必要がある)。

・結局何がわからないのかわからない。

・チラ裏独り言なのか質問なのかが判別できない。

 

そんなわけで上層部には「もうこいつとは無理」と伝えているのだが、現場を知らない上層部はテコ入れ教育をすればなんとかなると考えているようだ。

7年間の蓄積でこの体たらくなのに、夏休み前に独り立ちさせますと客先に告げているのだからどうしても使い続けるようだ。ポジティブに考えても夏休み前までは耐えろと言われているわけだ。客先のリーダーもこっそりと「あいつ、ぶっちゃけどうよ」と打診してくる始末。

儂は良くも悪くも正直者なので「チェンジしてもらわないと、プロジェクト自体崩壊する」とだけ答えた。

できない奴が何の成果を残さなくても、うちの会社的には「あいつのせいでできませんでした」とは言えない。他のメンバーがそれぞれ抱えている作業を後回しにしてフォローしてやらねばならない。できなかったらチームメンバーが悪いとされてしまう。

フォローと言うと聞こえは良いが、要するに肩代わりだ。

期限のあとで「できませんでした」などと抜かすのだから。残り時間もほとんどない。

いてもいなくても大変さが変わらないどころか、いるほうがむしろ大変さが倍増する。そらもうお荷物という表現がぴったりだ。

弊社は入社時に一応教育はするが、成果の良し悪しにかかわらずどこかしらの部署に配属される。新人レベルならできなくて仕方ない。チームとして育成していくわけだ。

しかしみんながどんなに育成しようが、最終的にその社員が育つかどうかは本人次第。

「あいつはできないやつだ」と諦められ、ミソッカスのまま年数を重ねて現在に至ったのだろうな。そしてアホな部長が「7年もやってれば独り立ちできるよな」と、うちの部署に押し付けてきて現場が迷惑を被っているという話である。

学習も自分でわからんことをあれこれ身につけようとするのが筋だが、上司に「こういう学習をしましょう」と指導を受けないとできないのがもう終わってる。そしていちおうスケジュールを立てて進めてはいるのだが、5/9期限とした作業が終わったという報告は受けていない。その後も4日毎に1つの課題を終わらせる手筈だったはずなんだけど、どうなったんだろうな。

仕事疲れは土日で回復できるが、人に関する疲労感は週単位で続き蓄積していてもう無理。考えるだけで胃が痛くなる。

そして6月から業務拡大を承るという安請け合いをして、新たに人が増える。ガチャに当たるかどうかは神のみぞ知る。

 

背景はこんな感じ。

元請けの大企業様はできるだけ少ない人数で仕事を回したい。

手を動かす作業は下請けにぶん投げたい。

下請けはまとまった単位で仕事を請ける。人探しは下請けの仕事だ。

仮に既存社員がやめてしまったとしても、元請けは「知らんがな。はよ補充しろ」と言うだけである。

こういった構造で日本経済が回復してますよと言っているのだから、微妙としか言えない。

で、大企業社員は下請けに仕事を投げつけたので、毎日ニコニコ定時帰りなのか? と言われるとそうでもない。Teams投稿時刻が21時台なこともあり、下請けよりむしろ働いている。少ない人数で多くの仕事をこなさなければならないのはどこも一緒なのである。そうはいっても、できねー社員の仕事まで引き受けたくねえんだけどな。

給料は今後も増えないと諦めてはいるが、それゆえに仕事だけが無駄に増えるのはかなわん。