丸窓がおしゃれだな。
帝国時代の建造物は押し並べてデザイン重視で美術的要素もあるな。

 
展示物もそこそこあった。

 
レンガを作ってたりもしていたそうな。

 
こちらは現在の刑務所で作られている品々。
工芸品を作ることで技術を身につけ、シャバに出たときに食うに困らないようにする目的もあるんだろうな。

 
しかしながら、出所しても「前科者」として就職が難しく、再度犯罪に手を染めるケースが後を絶たないのが現実。
「あんなひどいところには戻りたくない」と思わせるのも大事なのではなかろうか。逆に「受刑者は番号ではなく、さん付けで呼びましょう」とか、居心地を向上させようとしているのがわからん。
名古屋刑務所のように受刑者に対する暴力はやりすぎだしNGだけど、受刑者はお客様ではないのだからある程度の扱いは必要だろう。
 
見学できるのは極々一部で、獄は見られず。ここより先は入れない。
階段をザッザッザッと降りていくと何があるんだろうな。

 
最後に羽ばたかんとする旧庁舎を再度眺め、見納めとした。
この手の施設の見学は、旧網走監獄以来だ。網走駅から4キロ。電車の乗り換え待ちが3時間あったからとはいえよう歩いたもんだ。帰りはタクシーだったが。

 
自衛隊の車両展示。練馬の基地所属らしい。
軍ヲタだったら「おー○○じゃねえか!」ってな感じなんだろうけど、儂はそういうの詳しくない。
基地周辺なら見られるのだろうが、個人的にはめったに見ることのない車両を見られるだけでも楽しい。
楽しいんだけど、矢継ぎ早にクルマとツーショット写真を撮る人たちがおるので、撮るタイミングが難しかった。
 
消防車の展示もしていた。
こうやって近くで計器を眺めることもなかなかできぬ。

 
人出はこんな感じ。

 
最後は警察車両。
パトカーはわりと町中でも見かけることはできるが、近くでまじまじ観察すると職質されかねない。
合法的になめるように観察できるのはイベントならではだ。

 
そんな小菅の東京拘置所は足立区にあると思われがちだが、葛飾区にある。
山谷ドヤ街も足立区にあると思われがちだが、荒川区にある。
吉原遊廓も(中略)、台東区にあった。
足立区は確かに治安が悪い地区もあるが、風評被害もけっこうなものである。

 
小菅駅に戻ってきた。
これから拘置所に行く人達も多く、狭い道がごった返していた。
狭いのに道いっぱいに広がってちんたら歩くヤツなんなん。

 
小菅駅は足立区なんだよな。
町は台東区、駅は千代田区にある秋葉原みたいなもんですな。

普段より混んでるのはさもありなん。
 
矯正展は今の時期に集中しているようですな。

https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei05_00033.html

 

刑務官ってこんなことやってんのかへー。と関心を持ってもらうのが本イベの主目的のようだが、普段行けないところに行ってみるという体験だけでも行く価値があるのではと思う。
 
 
おまけ。
日暮里駅京浜東北線ホーム。ここだけ切り出すと秘境駅感あるな。

 

おわり。