久しぶりにマンホールカードゲットの旅に出た。
今回は、武蔵野市へ。ここで開催される桜まつりで、先行配布が行われた。
正式開始日は4月26日からなので焦ることはないんだけど、シティーハンターは週刊ジャンプ連載時に愛読していた作品のひとつで、ぜひぜひ入手したい。
あらかじめオンラインで整理券を発行して出向いた。
 
 

  武蔵野市マンホールカード「シティーハンター」

最初にこの話を聞いて思ったのは、「おいおい、シティーハンターといえば新宿だろ?」だった。

作者の北条司先生さんが武蔵野市在住というつながりでのデザインマンホールおよびマンホールカード発行と相成ったとのこと。

じゃあ、ええか。
 
4/26からの配布場所は、吉祥寺駅から数分歩いたところにある武蔵野市観光機構(むー観)になるとのことである。
 
では出かけよう。
整理券の番号は511番。1-500が10時からで、500からは10時半。でもまぁ、何があるかわからんし早めに行こうと10時到着目標で経路計算をした。
 
外は暖か。最高気温は26℃という、3月なのに夏日かよ! というくらい急激な気温上昇で疲労感が抜けない。これだけ気温が上がるのならば、桜もぽぽぽぽーんと開花するであろう。
花の都・駒込の駅前にある染井吉野桜は数輪開花している程度で、もうちょっとで開きそうな蕾はたくさん見られた。
 

 
新宿で中央快速に乗り換え、三鷹で下車。
 
バスはえれえ混んでいた。
途中で積み残しが発生するくらいぎゅうぎゅう。みんな桜まつりに行く人たちだ。
次は10分以内に来ていたので、1本見送っても良かったな。
 
武蔵野市役所前のバス停で下車。

 
立派な市庁舎。

 
受付で案内マップが描かれたパンフレットを頂いた。
マンホールカード配布場所は「エコreゾートの芝生エリア」とテキストで書いてはあったが、具体的にどのへんなのかは皆目見当がついていなかった。
案内マップには3の場所で配布しますよと明記されており、これで迷いようがない。助かる。

マンホールカード配布も祭りのイベントのひとつってことみたいですな。
時間通り早めに着いたので、イラストコンテストの作品を眺めながら時間を潰した。
中学生の作品みたい。上手いね。

 
企業ブースっぽいところに行ったら、関東バスからPASMO Suicaのエコバッグを頂いた。
安く見積もっても200円は取れる代物なのに、ありがてえありがてえ。
カード集めの時はよう利用しているので、今後もお世話になるであろう。
 
武蔵野市の染井吉野桜もぼちぼち開花している。
咲き始めのウキウキワクワク感を以ての桜まつりなので、タイミングとしては良さげだな。

 
こちらが芝生広場。なるほど行列ができているな。
律儀に10時半まで待っていた。それから列に加わってはみたものの、3列くらいできていてどこが末尾かわからない。
スタッフの方に尋ねたら、ここはプリキュアイベントの列だとのこと。マンホールカードは建物の向こうから回り込んでねとのことであった。

 
マンホールカード列は2列あった。
1つは、事前に電子整理券を取得していた人たちの列。もう1つは、当日配布分の列。こちらはアンケートに記載すればもらえるとのことである。
そして、電子整理券はスマホのチェックやらなんやらで進みが悪い。一方、当日配布のほうは特に行列になっているわけでもなく、アンケさえ記載すればテクテク歩いてカードをもらうことができていた。
少々不条理感があったが、電子整理券の列の前の方にいた人もやはり疑問に思ったようで、係の人に尋ねていた。
係の人いわく、電子整理券のほうは001ロットのカードを手に入れることができるのだそうだ。
 
・・・えっ、それだけ?
マンホールカードコレクターには初期ロットにやたらこだわる層はおる。転売でもしない限りは特に気にする必要はないと思うのだが、気にする人はするようだ。
儂はロット番号など一切気にしないので、だったら当日でもよかったなと思った。てっきり、電子整理券を持たないともらえないとばかり思っていた。
 
とはいえ、かつて並んだ相模原ガンダムや練馬区仮面ライダーのように長蛇の列で牛歩する時間もさほどなく、割とすぐに手にすることができた。
 
シティーハンターはこういうカバーイラストだけ見るとスタイリッシュな作品に見えるよなw

原作漫画は股間がどえらく隆起したり、100tハンマーやこんぺいとう1号でボコられたりとギャグ要素盛りだくさんなんだがな。
・・・また読みたくなった。
 
さてさて。
武蔵野桜まつりの目玉はもうひとつ。
NTT技術資料館の特別公開である。
 

ここは木曜と金曜の13:00~17:00しか開いていない。

今日は日曜だが桜まつりの特別公開ということで、10:00-17:00までの長時間開いている。

こいつは千載一遇の好機。行くしかない。

ちなみに、下記公式サイトからバーチャル見学もできる。

 

このあたりの染井吉野桜はけっこうな開花率だな。
 
足を踏み入れてみると、明治時代の電話機や交換機が展示されていた。
ボーッと見ていると、説明員の方が電話機の仕組みや交換機の使い方などをかなり詳しく説明してくれた。
そもそも登場したての頃の電話機はP2Pで加入者が増えるたびに電話線を引いていたのだが、加入者数が3桁にもなると線の増設では追いつかなくなった。間に交換機を挟むことで電話線は最小限に抑えることができた、とのこと。
 
交換手に接続先を口頭で伝えていたため、ダイヤルはまだなかった。
そしてこの展示電話機、実際に通信ができるところがNTTの本気を見た。
 
日本では大塩平八郎の乱が起きていた頃、アメリカではモールスが電信機を発明していた。
 
見学が終わったらメシでも食うか。
最初はそう思っていたのだが・・・。
 
つづく。