展示のテーマは多摩川と地域…だと勝手に思った。テーマは絞り込まれている。
 
多摩川沿いの河岸段丘にあった村の遺物。多摩川沿いの自治体の資料館は何箇所か訪れているが、いずれも河岸段丘の中層に遺跡が見つかっている。今ほど密集してはいないとはいえ、村の数は多かったように思う。

 
江戸時代の水門。右端のように板を落として堰き止めるようだ。
 
羽村といえば玉川上水。
江戸の人口は100万人を超え、世界一の大都市だったことは知られている。となると水不足が懸念された。
そこで、多摩川から水を引こうということで玉川兄弟に「よろ」と彼らの全財産を飛ばしながらやっとこさ完成したものが今でも使われている。
 
こっちが明治時代の水門。
 
養蚕も盛んだったようだな。なにしろ国家を支えた一大産業だもんな。
 
映像資料までガッツリ見ていると間に合わなくなってしまうので、そのへんは端折りつつすべての展示物を見てきた。
ただカードをもらうだけではなく、その街がどのように発展していったかを知ることは大事だな。時間さえ許せばなるべくこういう施設は行こうと思う。
 
復路はむらん。バスは時間通りに来た。
 
路線ルートは一筆書き。
復路は一旦駅の西口に寄る。その後またぐるっと街を巡って東口に戻ってくるというルートだ。
東口まで乗っていると次へいけなくなってしまうので、西口で下車した。
バス停の前で止まったまま動かない車のドライバーの女さんはずっとスマホいじってた。免許返納したほうが世のためであろう。
 
次のバスまで少し時間がある。
東口にある満洲で昼食とした。3割うまかった。たまには別メニューにしたいのだが、いつも必ずマーボー定食セットにしてしまう。次回もきっと同じだろう。
 
バス停で待っていたら、はむらんが次々やってきた。乗り継ぎの利便性のために同じ時間に集中してやってくるようにしてはいるのだろうが、初見にとっては行き先確認を誤ると死ぬので気を抜けない。
今度は「羽村東コース」だ。
 

 

  羽村市マンホールカード第6弾「羽村市動物公園とチューリップ」

 

キリンさんとチューリップが描かれたデザインのカードは、羽村市動物公園で頂ける。
ここも月曜休園。冬場は15時半までなので注意したい。
別称「ヒノトントンZOO」はネーミングライセンスによるもの。都区内在住民からすると、羽村も日野も「あのへん」と多摩地域的なくくりなので、日野市にありそうな雰囲気の名称はややややこしい。
 
 
受付でカードだけもらって帰るというのも味気ない。
たまには動物園をぶらっとしてみるのも良さそうだ。
300→400円に値上げしたらしいけれど、動物のエサ代への寄付と考えれば特に気にはならない。
 
おお、恐竜もおるのか。
 
蒸気機関車も展示されてるのね。かなり傷んでしまっているが。。。
 
障子の隙間から覗くと・・・というシチュらしい。
 
ニワトリの希少種を多く飼育しているのだそうだ。
鳥インフルエンザ対策で見づらくなっているのは残念であり仕方がない。
 
烏骨鶏とか尾長鶏もいたよ。
 
つづく