風邪の治りが悪いので、医者に行ってきた。
葛根湯は風邪のひき始めに効果があると聞く。こじらせてしまったあとはだめっぽいな。処方薬で快方を目指す。
ここ数日インデアンサマーで、上に引っ掛けるものも初秋の薄手の上着でじゅうぶん。朝晩は一気に冷えることも風邪の治りを遅らせているのだろう。
 
今日はその足で茶51に乗る。前回乗ったときはバス車内でWi-Fiが使えた頃だった。少なくとも武漢肺炎前だったな。数年ぶりの乗車だ。

路線は営団南北線とほぼ同じだが、途中で別れ御茶ノ水を経由して秋葉原に至る。1時間に2本と少ない。

 
駅前に着いたときには既にバスは来ていた。発車10分前の時点で10人くらい待ってたかな。バスは発車5分前にならないと客を乗せない方針のようだ。
路線バスはたまにそういうのあるよな。
 
本郷通りはイチョウ並木が美しい。東京都のマークがイチョウの葉っぱなのは伊達じゃない。
本数が少ないので過疎路線かと思えばとんでもない。けっこう混み合う。
特に東京大学の3つのバス停は乗降が多かった。学生さんもいるし、東大を目指す高校生、あとは観光客などだな。東大構内も歴史的建造物がある、イチョウがきれいな公園感覚で散策している人は多い。赤門前では記念撮影をしている人らも見かけた。
 
また、東京大学総合研究博物館も面白い。KITTEのインターメディアテクは最近行ったが、こっちはご無沙汰。また行きたい。
 
順天堂病院前のバス停で下車。
今日の目的地は、東京都水道歴史館だ。
 
サザンカが咲き始めた。椿と見分けができない。
 
バス停から数分、目的地に着いた。
東京都の上水道の歴史を学ぶことができるPR施設。入館無料だ。
 
主目的はカレンダーだが、歴史館も一度は訪れたかった場所のひとつなのでちょうどいい機会だった。

 

明治の文明開化とともに水道設備が近代化していった。そんな歩みを展示物とともに紹介している。

客の入りは意外と多い。子供連れも何組かいた。

右端は龍の口から水が出る水道で、「蛇口」の語源となったものだそうだ。いや口から水を吐いてるのは龍じゃん、龍口じゃんというツッコミはあろうが、筒の模様が蛇の蛇腹のようであり「蛇体鉄柱式共用栓」と呼ばれた。でも頭は龍なんだよな。

当初は「龍口」だったが、「蛇口」のほうが呼びやすいし、龍も蛇も似たようなもんじゃろってことみたい。

 
どこから汲み上げてるのかわからんが、獅子の口から水がダバーと出ていた。
大浴場でもライオンが口から湯を吐いているんだよな。なんでも、ライオンは欧州では水神として崇められているからだそうだ。
ライオンは水を飲まないと信じられていた時代があったそうで、水の番人とみなされていたのが由来らしい。
 
水道管の断面。大きなものから小さなものまで。
 
江戸時代の原寸大ジオラマも展示されていた。
長屋の井戸って地下水ではなく、上水を引いてきてるものらしい。知らんかった。
 
東京の水源が多摩川→荒川→利根川と拡大していった歴史なんかも紹介されており、わかりやすく学ぶことができる。
小学生には難しいかもわからんが。。
 
カレンダーも頂けた。
こんなしっかりしたものが無料とは太っ腹よのう。サイズもでかい。
 
ロビー全景。3階まである。
 
なんやかんやで1時間半くらいいたな。
 
少し歩く。
重機に目を輝かせたりなんかしたりも。
最大張出ヨシ! 👈🐱
 
師走も半ばになるとやっと黄葉が楽しめるようになる。
落葉前に都が枝を落として回ってるので、そんなに長い期間は見られない。
 
日本サッカー協会があるそうな。このへんなのか。

ダラダラ歩いて末広町まで来た。
 
秋葉原は特に用事がないし、アホほど人おるしとっとと撤収した。
 
つづく