江ノ島に一度行ってみたいなーとは思っていたが、でも混んでるし…と二の足を踏んでいた。

今は真冬だし、不要不急の外出もしなさそうだし、行ってみっか! という軽い感じで出かけることにした。
 
江ノ島に行く経路はいくつかあるが、最も安く行けそうな小田急ルートにした。
山手線で新宿駅に行き下車。新宿駅での乗り換えは、山手線のホームのどこの階段で降りるかが需要だ。1つ手前の階段で降りてしまうと、全然予期しない区画に到達することもある。
以前、本厚木まで通勤していたことがあったので、勝手知ったる新宿駅、迷うことなく乗り換えることが・・・できなかった。降りる階段を間違えた。
しかしながら、新宿駅は東西自由通路が完成したため、別段迷うこともなく、ただ単に少しだけ回り道になる程度で乗り換えができるようになっていた。改札に入ったら各駅停車ホームだったところも記憶が曖昧であったが、階段を登れば優等ホームにたどり着けた。
 
すぐに、片瀬江ノ島行きの快速急行がやってきた。乗り換え無しで江ノ島最寄りの駅まで行けるのだから便利だ。
便利なんだけど、今春のダイヤ改正からは片瀬江ノ島まで直通する快速急行は廃止となり、藤沢駅で乗り換えを強いられることになる。系統を分断して、6両編成を往復させたほうが運用が楽だろうしね。特急は直通を継続させるらしいけど。
 
この路線図も見納めである。

 
藤沢駅でスイッチバックになる。廃止の理由はこの煩わしさもあるのだろうな。
路線図も反転した。
 
片瀬江ノ島駅に到着。
時刻表を見てみたら、平日は新宿直通って殆どないのね。ここまで平日と土休日とのダイヤに差がある路線も珍しい。少なくとも藤沢~片瀬江ノ島は観光路線だということがよく分かる。
 
同駅に於ける快速急行新宿行きも見納め見納め。
 
駅構内にクラゲのアクアリウムがある。ゆらゆらと水中を漂うように泳ぐ姿は見ていて飽きない。なんていうクラゲかは覚えてないなぁ。ミズクラゲのような覚えやすい名前ではなかった。
電車が映り込んでいるのも良い。
 
前回いつ来たか覚えていないけれど、そのときは駅舎のリニューアル工事中だった。
いやぁ、絵にも描けない美しい駅舎ですなぁ。龍宮城をイメージしているそうで、クラゲの舞い踊りも見られるというわけだ。
 
江ノ島に向かう橋を渡ろうとしたら、車道が行く手を阻んでいた。横断歩道もないしなんだこりゃーとキョロキョロしていたら、地下道を通ってねという看板があった。隠しダンジョンかぁ。
 
車道の下をくぐると、江ノ島に向かう歩道となる。
 
灯籠の彫刻ドラゴンかっけぇー。
 
名勝史跡江ノ島。何が待ってるんでしょうねぇ。どきどきわくわくですわ。
 
島へ渡れる連絡船の呼び込みを見た。400円で島の向こう側に渡れるらしい。
そういう旅も良さそうだけど、初回なので歩いて渡ることにするよ。
 
歩いて島巡りは久しぶりだ。沖縄の古宇利大橋や島根と鳥取の境にある江島大橋など、よう歩いたもんだ。
 
江ノ島が近づいてきた。どこまで行けば「上陸した」と宣言できるのだろうな。
 
江ノ島に上陸した。うわぁ、雰囲気あるなぁ。
 
人出もなかなかだな。オミクロンだろうがなんだろうが、基本的な対策をしていれば外出もよかろうと考える人が多いってこったな。 Me, too.
 
島内で待ち受けるものはなにか? 予備知識は「江ノ島」という名称と「人が多い」だけという有様で島の散策が始まる。
 
つづく。