10時半起床。暑さで目が覚めた。ここ数日続いた涼しさが今日もあったならば夕方まで寝ていたと思う。疲労感が蓄積してなんかもうアレ。
精神的には疲れ切っているが、肉体的には運動不足。午後にちょっと出かけてみた。
特に行き先は決めていなかった。山手線に乗ってから行き先を考える。ゆえにどんどん進んでしまい、山手線で行ける定期券内最南端まで来てもうた。品川駅下車。んじゃー北品川を歩いてみますかね。
改札を出た。すぐのところにこ汚いルンペンが喫煙していた。駅員が注意をしていたが聞く耳を持たない様子。
やっぱりヤニカスに人権を与えてはいけないんだと実感した。法的に排除できないものか。
さて例の通路。
テレビニュースでよく見かける通路で、両側には液晶モニターが縦にずらりと設置されていて壮観。人通りが多いため撮影タイミングが難しいが、見栄えはよいので品川駅に降りたったら是非見ておきたい。
それではと、ニコンミュージアムを訪れた。入場無料。
ここは一度来たことはあるが、行って楽しいところなので定期的に訪れたい。
入口は自動ドアではなく、わざわざ係の人に開けてもらう方式なのはこんな時代だからとはいえ煩わしい。検温と連絡先(メアドまたは電番。名前は無し)を登録して入館。
見学客は案外いたな。
展示品の一部をご紹介。撮影禁止マークのない展示物は撮影OK。
こちらがガラスのインゴットだそうな。ここからレンズを切り出すのだとか。想像つかねぇ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210911/20/heamajean2021/fc/eb/j/o1080060714999590347.jpg?caw=800)
カメラの部品がズラリ。膨大な点数である。細かい部品ひとつまで技術が詰め込まれているわけだ。そりゃ安いものではないわな。
ミラーレスが流行り始めたのは部品点数を減らし、製造コストを下げたいからというのも理由の一つ。製造技術のハードルが下がると他社が参入しやすくなり、既存企業は安穏としていられなくなる。カメラは日本のお家芸と言われる時代も終わるかも分からない。
気軽に写真を取れる時代になっているにも関わらず、カメラ業界は斜陽産業になっているのが皮肉な話だ。どんなに性能を向上させ、いろんな機能をてんてんこ盛ったところで、「SNSにうpする程度のクオリティの写真を撮れさえすれば良い」というのが主たるユーザーの認識なので、このギャップを埋めない限りは未来は暗い。スマホはそれ自体通信機器で、直接うpできることも強い。
撮影性能の良い、余計な機能のないカメラがあれば買うんだけどね。昔のフィルムカメラだってそうだったじゃん。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210911/20/heamajean2021/94/ed/j/o1080060714999590361.jpg?caw=800)
駅の待合室をデザインした展示スペースなどもあり、ただ単に写真を見るだけでなく旅の雰囲気も楽しんで欲しいという意図なのだろう、この写真家、ガチやな。
ただ残念だったのは、写真家氏の友人知人が音れていたようで、ワイワイ楽しげなのはいいんだけどゆっくり静かに写真を楽しめる環境ではなかった。
もう少しゆっくりしたかったけど、早めに切り上げた。
品川インターシティから南に向けて歩いた。車道を渡るといきなり雰囲気ががらりと変わる。
レトロな住宅地でファンが多いこの町、レトロさで町おこししよう的な一角もできていた。
昭和中期っぽい町並みだが、建物自体は新しかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210911/21/heamajean2021/a7/2e/j/o1080060714999600591.jpg?caw=800)
もうちょっと家を早めに出て、且つ暑さも抑えられてたら大井町まで足を延ばすのもアリだな。
品川百景というのがあるようで、ピンキリなんだろうけど、こういうところをつまみつまみ巡ってみるのも良いかもしれない。