みなさんこんにちは。
お久しぶりの投稿となりましたが、
お越しいただきありがとうございます。
ところで
「セカンドオピニオン(第2の意見)」
最近は普通に聞く言葉だけれど、
もしかすると曖昧な解釈があるために、
医療機関で苦労をしている人も多いのではと、
こちらに書いてみることにしました。
以下
東京都福祉保健局のHPより💻
”セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。”
ここはすんなり、理解。
なのですが、
では独自で今の担当医を飛び越えて別の医療機関へ行く、
これはセカンドオピニオンなのか?
答えはNO
セカンドオピニオンというくらいだから、
ファーストオピニオンがまずあり、
このファーストオピニオンは、
自分が気になる症状について、
最初に聞いた先生の意見。
(現在の担当医の意見)
ファーストオピニオンをしっかりと理解をした上で、
別の病院にも行ってみたい、
よし、そのことを担当医に伝えてみよう!
と、ここからがやっとセカンドオピニオンへの
スタートとなります。
こんな仕組みなんて、順序なんて、
考えている余裕はないのよ、な時もあると、
個人的には思うのですけどね
言葉ばかりが先走ってしまったり、
しっかり定義が浸透してないこともあるのかな。
いくつもの病院に行っても納得いかない、
が連続して病院ショッピングになる原因って、
ここにあるのかも知れないとも感じています。
病院側(医師側)としては、
「この患者さん勘違いしているよ」
になるかも知れないし、
患者側からしてみれば、
「何でもっときちんと診察してくれないのよ」
になる可能性は大。
とは言え、セカンドオピニオンを進めていくために、
やることをやらないと先へは進めないので、
大変だけれども、
★セカンドオピニオンの流れです★
1、ファーストオピニオンを自分自身がしっかり理解する
2、セカンドオピニオンをと決めたら、
受診したい病院を探す
3、担当医にセカンドオピニオンを受けたいことを伝え。
行きたい病院宛に、紹介状(診療情報提供書)や画像データなど
必要なものを揃えてもらう
4、行きたい病院の予約を取る
5、医師に何を聞きたいのかを事前に整理し、
受診の日を迎える
6、担当医に受診の報告をする
そして、その後はどうするかも待っています。
かなりの労力ですよね。
具合が悪い中病院へ行って、
医療の専門家とお話をして、
医療機関と電話で何度もやり取りしたり。
その上ファーストオピニオンを理解して、
次はセカンドオピニオンを理解して、
ですから、
自分ひとりでやろうとなんて頑張らずに、
そんな時は誰かがいてくれるといいなと思います。
隣に誰かがいるだけで、
リラックスするし、冷静にもなれるからね。
目的は健やかな身体になることなのに、
心身ともに疲弊してしまってはもったいない。
自分が知らない分野のことは、
理解が難しい場合もあるけれど、
知っておいて損はないかな、の、
セカンドオピニオンってこういうことなんだね、
でした