リンゴとバナナと人間関係

こんにちは！

マジックスピリットマスターの

シャイアです。

リンゴとバナナと人間関係

です。

リンゴとバナナ
どちらが優れていますか？

どちらが正しいですか？

今日は、人間関係での悩みを
一緒に
考えてみたいと思います。

最初の質問、
バカげていますよね？

とてもナンセンスな質問です。

でもこの質問を、
人間同士に置き換えてみましょう。

あなたの頭の中で、

リンゴちゃんは優秀だけど、
バナナの私は黄色いからダメ。

リンゴちゃんのビタミン量が正解で、
バナナの私のビタミン量は間違っている。

なんともおかしな思考が
あなたの頭の中にめぐっていませんか

皆違う。
当たり前に分かっているのなら、

人間関係に悩む人はいないと思うのですが、
非常にその問題が多いのは
なぜでしょう

比べる必要のないものを
比べていることで起こる問題
ではないでしょうか？

リンゴの特性もバナナの特性も
比べようがありません。

なのに、

リンゴちゃんに

「どうしてバナナちゃんは
丸くないの？
変なのー！」

と言われて傷ついた。

とか、

バナナちゃんが

「私のように簡単に皮むけないんだー
へー　残念な人―」

と言われて、腹が立った。

とか、

そういう話ですよね。

もう、笑っちゃうような話を、

AさんBさんに置き換えて、
真剣に悩んでいるわけです。

リンゴもバナナも固有の個性があって、

人も同じように、

それぞれ、個性的な価値観を
持っています。

その価値観に良いも悪いも
ありません。

その価値観は、
生まれてから今日までに培われた、
生きてきた証ですから、
みんな少しずつ違います。

頭では分かっているけれど、

腹が立つ、悲しくなるなど
色んな感情に揺さぶられるのは、

この価値観を尊重できなくなった時に
起こります。

昔、私、交通事故にあって、
救急車で運ばれたのだけど、

その時、夫は
「仕事が忙しいから抜けられない」
と放置され、

自分で病院からタクシーで自宅へ。

（まあ、家に帰れる程度だった
ってことですが。）

その時、

「この人、信じられない！
普通かけつけるでしょ！？」

って思いました。

こうやって、

相手の言動が、自分の価値観と
ズレていると、

自分が正しくて、相手は間違っている。

そう思ってしまいます。

でもこれ、
相手に期待していて、

「こうしてほしい」「こうあるべき」

という自分の価値観を押し付けている
ということです。

相手に、自分と同じ考えでいろ！
と強要しているんです。

相手をコントロールしようとしている
事と変わりません。

恐ろしいことですよね

これが日常で起こっていたら、

まさに、コントローラーと
コントロールされる側が

出来てしまします。

親子であっても、夫婦であっても、

こんなことは
あってはならないはずです。

近年は、『ありのままの自分』でいい

ということが言われていて、
自分もそう思っているはずなのに、

他人は
自分と同じ考えになれ！

と言ってることになります。

問題は、
相手ではなく、

自分の場合であることに
気づく必要があります。

出来事に対する見方は
100人いれば100通りあります。

100通りの人生があるのですから、
価値観も100通りです。

相手に勝手に
期待している自分に気づくことが
できれば、

イライラしたり、腹が立つことは
一瞬で収まるはずです。

でも、
期待しているということは、

その人を大切に思っていること
でもあります。

自分にとって重要な人
ということです。

家族という大きな居場所の中では
よくありがちなことですよね。

「どうして○○しないの？」
「はやく、○○しなさい」

こんな思いになった時、

自分は何を期待して、
何をコントロールしよう
としているのか

改めて考えてみてください。

家庭が、
一番の魂の成長させてくれる
場所です。

目の前の、ご両親、ご主人、奥様、
お子さんが
あなたにとっての
最大の先生です。

頑張りましょう