こんにちは
ヘルシーワン栄養士の土田です。
だいぶ空気が乾燥している季節になりました
肌の乾燥は元より、髪もパサパサ・・・なんてことはありませんか
髪の毛だって栄養や潤いが不足したり、
紫外線ダメージを受けたり、もちろんエイジングを重ねています
今回は、髪の健康を語る上で欠かせない
たんぱく質「ケラチン」についてお話していきたいと思います
ケラチンとは
『ケラチン』は、毛髪・爪・皮膚などを構成している
たんぱく質の一種です。
たんぱく質を構成しているのは、さまざまな種類の“アミノ酸”です。
毛髪・爪・皮膚はケラチンと言っても、
それぞれのアミノ酸の組成は異なり、
色々な種類のケラチンが存在していると言えます
髪の毛の90%以上はケラチンでできている
身体のいたる所に存在しているケラチンですが、
中でも髪の毛は80~90%以上が『ケラチン』
ヘアカラーやパーマ、紫外線などによるダメージや、
加齢やホルモンバランスの乱れなどによって
弱く細くなった髪の毛にケラチンを補給することで、
髪の毛の強度を高め、ハリ・コシを与えてくれます
髪の毛を焦がすと、○○臭いワケ
髪の毛を焦がすと“硫黄臭くなる”なんて
聞いたことがありませんか
それもそのはず、
ケラチンを構成している何種類ものアミノ酸のうち、
1番多いのは硫黄を含むとされる“シスチン”だからです
髪の毛のケラチンはシスチンを始め、
18種類ほどのアミノ酸で構成されているので、
髪の毛の健康状態が気になる方は
お食事からバランス良くアミノ酸
とくにシスチンを取り入れられると良いでしょう
シスチン、メチオニンを食事で取り入れよう
メチオニンという必須アミノ酸から、
シスチンは体内で合成することもできます。
『メチオニン』はその名の通り、
体内では合成されない=食事で摂らないといけない必須アミノ酸
です
食品でメチオニンやシスチンが多く含まれるのは、
鶏肉・豚肉・牛肉などの肉類や
イワシ・サバ・サケなどの魚類
枝豆、チーズ、鶏卵、納豆などにも豊富です
さらに美髪を手に入れるには・・・
ホルモンバランスを整える
女性ホルモンの1つエストロゲンが加齢とともに減少することで
毛髪の成長期が短くなり、成長の休止期が長くなってしまいます。
更年期や産後に抜け毛がひどくなるのはこのため。
ケラチン入りのヘアケア製品を使用する
ちなみにハリ・コシよりサラサラヘアを目指したい方は、
シルク入りがオススメ
いかがでしたでしょうか
髪によって印象はだいぶ変わるので、
健やかな頭髪を保ちたいものですね