こんにちは
ヘルシーワン管理栄養士の五十洲(いそす)です。
やっと暑さがやわらぎ過ごしやすい気候になりましたね
とはいえ、日中はまだまだ暑い日があったり
雨が降ったりと天気が変わりやすいので、体調に気をつけてお過ごしください
さて、今月は「眠り」をテーマにお届けしています。
睡眠の質が低下してうまく眠れていない人、そのタイプを
体内時計の乱れタイプ
自律神経の乱れタイプ
に分けてチェック✔
前回は、体内時計の乱れタイプについて詳しく掘り下げてみました。
今回は、自律神経の乱れタイプについて、考えます!
自律神経が乱れやすいかどうかはこちらの項目をチェック
□考えごとやプレッシャーが多い
□最近忙しく息抜きしていない
□環境の変化があった
□体温調節が苦手
□季節の変わり目に体調を崩すことが多い
当てはまる人は、自律神経が乱れている可能性が考えられます。
そもそも自律神経とは
自律神経には交感神経と副交感神経があり、
お互いにバランスを保って、体の様々な働きを調整しています。
交感神経は活動しているときや興奮しているとき、
副交感神経はリラックスしているときや寝ているとき、
にそれぞれ働く神経です。
うまくバランスが保てていれば、活動的で気持ちも前向き、
よく眠れて疲れも残らない
そんな健康的な状態を維持することができますが、
バランスが保てなくなってしまうと
なんとなくだるい、
気持ちが沈みやすい、
よく眠れない、
などの体調不良から、
頭痛や肩こり、耳鳴り、手足のしびれや痛み、生理不順などといったお悩みまで、
様々な不調として現れます。
本来、昼間は交感神経が優位に働き、夜になると副交感神経が優位になって
覚醒から睡眠へと切り替わるのですが、
自律神経が乱れている人はこの切り替えがうまくできず、
なかなか睡眠モードに入れないということになります。
自律神経を乱れさせる主な要因は、不規則な生活とストレスです。
自律神経は体内時計とも深く関係していて、体内時計が乱れるような不規則な生活を
している人は、自律神経も乱れやすいといえます
よって、自律神経を整える方法は、体内時計を整える生活とリンクします。
◆体内時計をリセットするには…
休みの日でも仕事の日と同じくらいの時間に起きる
起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
朝食を食べる
昼間はしっかりと活動する
夕食は就寝2時間前までに済ませる
就寝1~2時間前にぬるめのお湯で入浴🛁
夜は照明の明るさを控えめに
就寝前のスマホ、PC、テレビは控える
この他に、
腸内環境を整える
運動をする
ことも自律神経を整えるためのポイントになります。
さらに、ストレスとうまくつき合うことが大切
ストレスは、社会で生活をしている限り誰にでも少なからずあるものだと思います。
家族とゆっくり過ごしたり、
趣味の時間をつくったりと
リラックスできる時間を意識して
取るようにすることが大切です
いかがでしたか
次回は、
体内時計の乱れや自律神経の乱れに栄養面からアプローチして、
良質な睡眠を手に入れるための食事について考えみたいと思います