今年大きく手放したことの一つに

夫との生活があります。


そうです、1人暮らしを始めました。

もう何年も何年もずっと考えていて

でもなかなか決断できなかったのだけども、


今年やっと決断することができました。


ここに至るには本当に色々とありました。


・アスペルガーの仏夫とカサンドラ症候群になりかけの私

・息子の食事、健康のことに関して異常にこだわりが強く、柔軟性が大切だ、と言うものなら常に否定し続けられること

・だから言い返す。そして喧嘩。がずっと何年も

・NZにいた頃は完全オーガニック無添加生活を楽しみながらしていたけど、日本に帰ってきてからはそれすらももうクソくらえだ!と思うほどに。

・彼は怒鳴っているつもりでは無い。が、私にとっては怒鳴られていること以外何ものでもない。

・それは時に恐怖にすらも感じはじめ、過呼吸になり、脳梗塞にでもなったのかと思うような全身硬直。

・友達に話すと、それはもうモラハラの域だよ、と言われてハッとした。

・アスペルガーの夫と建設的な話がしようとしても出来ない。

・1つ前の職業が辛すぎて鬱になった時も、安定した仕事を見つけようとしてくれなかった夫



などなどざっくりとあげてみました。


こう書いてみると、夫が凄い嫌な人にみえてしまいがちですが、

夫は本当は、根は優しくて良い人間だと知ってます。



だけど、それを上手に表現することができず、

自分の思うようにいかないと

そのフラストレーションを、切り裂くような言葉で出したり、

怒鳴ったりとする感じなのだと思います。


これはきっと彼の防衛反応なのだと思うのです。

だけど、それがもう私には辛くて耐えられない。

これに対応しようとしてみたけど、


やっぱり口論が私は嫌いで、

慣れることができない人間のようです。


怒鳴られることも、自分が怒鳴り返すことで慣れたかな?と

思った時期もありましたが、そんな自分がやっぱり嫌いだ。


という気づきにもなりました。


そしていつしか、

それに慣れる必要はない。

彼は彼。

私は私。


どちらが正しくて間違いではなくて、

ただ、全く違う2人が一緒にいる。


ただそれだけ。


と思えるようになってきました。


そんな関係性を少し解消してみる、

そう言うことなのだと。




実はこっそりと家も探しながら

なかなかよい物件が見つからなくて

でもやっとここいいかも!という物件が見つかったことで

自分に踏ん切りがついたのかもしれません。


別居するにも

息子が大好きな小学校から離れないようにする為に

当時住んでいた町で家を見つけたかったのだけども


何せ過疎地と言われる田舎なので・・


①まずアパートと言うアパートが全くない。

②あっても、昭和初期のようなアパートで、、古い家にはもう充分だった私は

新しくて綺麗なお家を欲していました。

③新しめの建物といえば市営住宅。だけど市営住宅は持ち家がある人は

借りられないという制約があります。



これを初めて知った時は愕然としました・・

我が家は、夫と私の2人の名義で空き家を購入していたからです。


そして且つ、

「婚姻状態にある場合、家族全員と一緒に入居」

が条件になるようです。



これまた愕然としました。

あ〜〜〜〜〜、、、、少し夫と距離を置きたい、と思っている人がいたとしても

それが物理的にできる状況ではないのか。。


って、すごくがっかりしたのを思い出します。


夫と距離を置くことで

お互いの関係性を冷静に見つめ直せてみたり

お互いへの感謝が湧き出てくるかも知れないですよね。



親に頼ることができたらよいけど、

それができない人もいると思います。



別居が悪だと私個人的には思っていなくて、

それで、その後の人生がよくなるのであれば

やってみたらいいじゃないかな?と思っています。



だけど、それが可能な環境がない。

いろんな知り合いや

ママ友に空いている物件がないかどうかも

聞いてみたりしましたが、

なかなか綺麗な物件で空いているものは無かったです。



希望が打ちのめされた感覚で

もし本当に別居をするとしたら

この場所を出ないといけないのか。

息子が大好きな学校から転校させないといけないのかぁ。



すごくすごく悩みました。



だけど、私には別居と言うイメージから

もう離れられない自分になってました。

こんな思いをしながら、一緒に住む意味が見つからなかったのです。


続く・・



自分が色々と苦しい想いをして、

だからこそ市役所をはじめ、

いろんな機関に電話してみたりしたけど


日本には


「シェルター」



「調停」


しかないと聞かされて

頭をガチコーン殴られた感覚でした。



本当にもう希望がない・・

どうしたらよいのか分からない・・・・・・

このどうしようもない気持ちをどうしたらいいのかーーーー

苦しすぎて苦しすぎて・・


そんな時に助けてくれたのが、

今私が勤めているアメリカ系機関で

マリッジカウンセリングなどを提供している上司をはじめ

一緒にお仕事をしている同僚たち。



日本には「シェルター」と「調停」の間に合って欲しい

マリッジカウンセリングなるものが無いのか・・・


これは絶対に日本にも必要だ。



そうすごく思って、

私はそれを日本に持ってきたくて、


来年から心理学を通信の大学で

学び始めることを決めました。


日本の学士を取得したら、

海外の大学でMasterを取得しようと目論んでいます。



今の日本のシステムを見ていても、

日本の心理学だけでは不十分な気がしています。



だから、海外の心理学も学び、

それらを総合的に併せて

日本人に合ったマリッジカウンセリングや

マリッジリトリート、ファミリーリトリートなどを



市へ掛け合い、

必要な人たちがいつでも受けられるサービスになるよう

働きかけていきたいと思っています。



夢は大きすぎますが、

少しづつ着実に、私に出来ることからやろう。



私の経験が何か少しでも

どなたかの経験にお役に立てることができれば、

と願いながら、私のこれまでの経験やこれからの経験を

シェアしていこうと思っています^^