☆本日のポイント
糖尿病治療薬はほとんどの薬で長期処方ができる
リフィル処方箋を知っていますか?
同じ処方箋で2~3回、薬局でお薬を受け取ることができます。
生活習慣病やアレルギー性鼻炎など、服薬によって良好な体調が保てている、そして安定している人は、受診しなくても問題ないケースもあるでしょう。
そのような場合は、リフィル処方箋で指示してもらっておくと、診察なしで薬局でお薬を受け取ることができます。
1回目はA薬局、2回目はB薬局、3回目はC薬局と、別々の薬局で受け取ることも可能です。もちろん、同じ薬局で調剤していただくことを望みます。
そして、問題ないことを薬剤師に確認してもらう、ということが大切です。
リフィル処方箋の2回目、3回目を受ける期限は決まっており、処方切れ日の前後1週間です。その2週間の間に薬を受けなければ、処方箋の有効期限は切れてしまいます。いつでもOKではないことを注意しておきましょう。
長期処方可能な薬というのは、処方制限のない薬のことです。
1回に使用できる限度が決められている薬があり、これらの処方はリフィル処方箋の対象外となります。
・新薬
・麻薬
・向精神薬(睡眠薬など)
・湿布薬
その他、一時的な処方となるような感冒薬、抗生剤なども理屈的には難しいでしょう。
処方制限のある医薬品の処方できる日数は、
・14日 新薬
・30日 麻薬
向精神薬(睡眠薬など)(一部90日もあり)
・湿布は63枚まで
となっています。
生活習慣病やアレルギー性疾患、喘息などの慢性疾患でコントロールができている場合は、処方日数は何日でも処方できることになりますが、有効性と安全性を確認するために、90日までの処方となることが多いです。
ジェネリック医薬品と先発医薬品の適応の違いで、処方日数が異なるケースもあったり、例外もありますので、その都度確認はしてください。
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