☆本日のポイント
  高齢者でも簡単に自己注射できる製剤

GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)のひとつ「トルリシティ皮下注0.75mgアテオス」
週に1回注射することで、体内に薬がとどまり、効果を発揮するという優れものです。

しかも、注射はとても簡単。

皮膚を消毒
注射剤の安全キャップを外す
底面を皮膚にあててロック解除
注射ボタンを押す
二度目のカチッという音がなればOK(10秒以内)

音が聞こえにくい人は、ボタンを押してから10秒待ちましょう。

アテオスと名称がついており、注射を体に「あてて、おす」が由来とされています。

とにかく長く効果を発揮するように作られています。
1回目は助走期間、2回目から本番の効果が発揮されます。

注射は冷蔵庫保管。薬局から自宅まで程度の時間は室温保管でも大丈夫です。

GLP-1RAは、便秘や嘔気の副作用がよく表れますが、トルリシティは比較的少ない印象があります。

SU薬やインスリン製剤の併用がなければ、低血糖リスクもほぼありません。食事がとれるような病気の場合は、自己注射を継続して問題ありません。


トルリシティの使い方動画(日本イーライリリー株式会社)
https://sdi.webcdn.stream.ne.jp/www08/sdi/dm/tlc/#mailto

 

 


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