☆本日のポイント
 「ステロイド」という名称の由来は分子構造ステロイド骨格からきている。
  

本来、ステロイドとは、コルチゾールではなく、ステロイド骨格を持つ分子を指します。

ステロイド骨格の基本は、コレステロール。すべてはコレステロールを原料に作り出されています。

糖尿病では、動脈硬化を引き起こす悪者のイメージですが、コレステロールがなければ、生命を維持できな大切な大切な脂質の一つです。

ステロイド骨格を持つ生体内で作用しているものは?、というと。

前回お知らせした、副腎皮質ホルモンたち、それ以外には
・ビタミンD:カルシウムの代謝に影響を与えている
・女性ホルモン(黄体ホルモン、卵胞ホルモン)
・男性ホルモン
・胆汁酸(胆汁の主成分)


コレステロールは肝臓でも作り出せますが、基本となる栄養素は必要です。

生体内のバランスを整えるためには、やはり、食生活の乱れが、体の乱れにつながるということになります。

糖尿病の食事療法というのは、自分の体に見合った適切なエネルギー量で栄養バランスのとれた食事です。

健康な人が健康を維持するために行う食事と同じなのです。

糖尿病だからダメ。そのようなことはありません。

ただ、今の食事が乱れているから、糖尿病になっているという場合は、健康な人と同じような食事にすべきですよね。それが食事療法ということになります。

コレステロールが増えすぎたり、減りすぎたり、そのようなことがないように、適切な食事を摂りたいですね。
 

 


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