縁ジョイ会員の高木繁さんから、話を
じっくり聞く機会がありました。
予選を勝ち抜き、7月21日の決勝大会に
進出するにあたって、MGプレスさんと
市民タイムスさんに取材をして頂いた
からです。
彼は今、パーキンソン病と闘いながら
マージャンを打っています。
脳の神経の病気で、薬が切れると動きが
止まります。
この牌を切りたいと思っても、指が牌に
届くまでに5秒くらいかかる時もあります。
それがどんなにもどかしく、悔しいか
我々は、想像する事しかできません。
彼の特徴は、役満の和了回数が断トツで
これまで117回も和がっているそうです。
「役満を和がるコツは?」
「和がれると信じる事です」
さらりと言ってのけましたが、とても
強い意志が必要です。
長野大会では「九連宝燈」チューレン
を和がりました。
フリテンをツモったので、はなから
九連しか狙っていなかった事がわかります。
県予選大会でハネ満や倍満をあっさり捨る
ことができますか?
良し悪しは別として、彼の美学を感じます。
病気は進行すると言われていますが
好きな事に没頭することで、進行をとても
遅らせているようです。
彼の活躍は他の人の希望となる事でしょう。
強靭な精神力の持ち主。