本日は、茨木県から福島県に移動する。
福島県は東日本大震災での被災地で、何かと思い入れもあり、この旅での重要地である。
朝食を食べ過ぎてはいけないが、カレーがあると、つい手に取ってしまう。
その分、野菜を多めに取ろう。
途中の道の駅「よつくら港」
被災地の情報を収集するために、寄ってみた。
国道6号線を走っていると、立入禁止区域がいくつも目にとまるようになり、いよいよ福島原子力発電所の近くに来た実感がでてきた。
ふと、右側海岸に目をやると、クレーンで工事をしている箇所があり、丁度、福島第一原子力発電所あたりなので、関連施設ではないかと思われる。
福島の復興を支援するため、最近、あえてこの地に工場を建設した会社であり、テレビで紹介されていたので、記憶がある。
<東日本だ震災・原子力災害伝承館>
原子力災害の象徴的な施設なので、ここは訪れないといけない一つである。
まだ、新しさが残る建物である。
<津波により変形した消防車>
入館して、パネル展示を見ていると、中庭に目を引く展示物あり。
消防車も津波がくれば、ひとたまりもなく、こんな姿になってしまう。
芝生広場は、自動芝刈り機が稼働中。
<津波で被災した福島第一原子力発電所>
係員の説明では、1、3、4号が水素爆破して、2号は水素を逃がすベントに成功して、水素爆発はは脱がれたものの、高濃度の放射性物質を含んだ蒸気が拡散したとのこと。
<事故後の模型展示>
わかりやすく再現されており、事故時の状況がよくわかる。
<雪の中での除染作業>
原子力発電所の事故は非常に不幸なことであり、その状況を少しでも改善しようとする除染染作業に従事する方々には頭が下がる思いである。
<津波の後の町の状況>
今の現代に、こんな悲惨な災害があったことは、忘れてはならない出来事であり、心に刻んでおかねばならない。
津波でも頑張った1本杉のようだが、テレビで話題となった物ではなさそうである。
<震災遺構 浪江町立請戸小学校>
地震・津波・原子力災害の被害を後世に伝える遺構である。
津波浸水(青いプレート)は1階上部まできており、非難しないと、とても助からない。
津波後の、教室の中の様子
電源盤が、破壊されている。
幸いに事に、小学校の生徒や先生は、迅速に近くの山に避難して、全員助かったようで、日頃からの危機管理がいかに大切か思い知らせれる。
<福島第一原子力発電所>
浜辺から見たら、遠方にかすかに原子力発電所が確認できたので、感慨深い思いであった。
スマホではなく、コンパクトデジカメなので、これくらいが限界であった。
<道の駅なみえ>
まだ、新しい感じで立派な設備である。
復興の象徴にしてもらいたい。
<なみえ焼きそば>
やはり郷土料理ははずせない。
味はしっかりとしたソース焼きそばで、太めの麺と、具材は、肉ともやしだけだが、食べ応えがあり、やっぱり焼きそばは、ソースが基本だなと感じてしまう。
セットのしらす丼もうまかった。
<磐梯山SA>
非常に形のいい山で、絵になる風景となる。
<居酒屋 上酒林>
ホテルの方にお勧めのお店を聞いて、来店してみた。
肉シュウマイ
納豆唐揚げ
納豆オムレツ
<カレー焼きそば>
この店のお勧めだったので、注文してみたが、カレーがそのままかかっており、ボリュームもありうまかった。
昨日、水戸で納豆が食べられなかったので、ここで敢えて注文してみたが、全てボリュームがあり、うまかった。
<鶴ヶ城>
食べ過ぎたので、夜に散歩をしたときに撮影。
福島は、旅行前から注目していたので、ここに来れて本当に良かった。
被災した方々の思いを胸に、風化する事のないように、後世へ伝えていかなければならない。
(本日の移動距離 370km 累計 1,910km)