出発前に行き先がなかなか決まらず、しばらく迷った。アグリラインも宗像も先日走ったばかりで、朝倉方面は片道になり家族の協力もいる。結局、大山林道あたりを登って山岳コースを走ってみることにした。
山岳コースは飲食店が少ない。今回は食事の場所をあらかじめ決めず、その時々で一番よさそうなお店を探して走ることにした。三日ほど雨が降り続いた後の梅雨の晴れ間で、山道が荒れていないか少し心配だったが、前日も晴れていたので問題ないと判断した。
走り出すと、追い風なのかペダルが軽い。前回のライドから日が空いていたこともあるかもしれないが、全体に脚が軽い感覚がある。
本日のルートとコンディション
走行ルートは烏尾峠~大山林道~嘉麻~川崎~添田(道の駅歓遊舎ひこさん)~油木ダム~赤村~大任の周回コース。
距離は約82km、獲得標高は1,155mと、これまでにない山岳寄りのコースとなった。
出発は午前11時、戻りは午後4時過ぎ。
三日続いた雨が上がった梅雨の晴れ間で、気温は28〜29℃と高め。
ウェアは夏ジャージ。
前半は追い風基調、後半は向かい風となった。
山手では路面に山からの水が流れ出している区間が多かった。
烏尾峠・大山林道 — 梅雨の晴れ間の登山口は満車
烏尾峠を越え、左折して大山林道へ入る。峠にあるトレッキングの登山口は車でほぼ満車で、路肩にはみ出して止まっている車もあった。山登りを終えた人に声をかけられ、少し話をした。ここ三日ほどは雨が止む間もないほどで山に入れず、今日は絶好の登山日和とのこと。今日を逃すと明日からまた雨、と何人かが同じことを言っていた。
峠を下り、アップダウンの続く山道を進む。飯塚から田川へと続く市境のあたりで、ようやくアップダウンが一段落する。
大隈峠 — いつものトンネルを抜けて嘉麻へ
嘉麻方面はいつもなら左折してすぐ川崎へ向かうが、今日は少し遠回りをした。坂を登って大隈峠のトンネルを抜ける。ここはいつもの道だ。
寒北斗酒造 — 嘉麻の酒蔵メーカー
嘉麻警察署の信号を左折し、500mほど走ると寒北斗の酒蔵がある。会社員時代は、寿司屋でこの寒北斗の冷酒をよく飲んだ記憶が蘇る。リーズナブルでおいしいお酒。
しばらく走ると正午を過ぎていた。以前入ったことのあるラーメン店「かほラーメン」があり、食べてもよかったが、まだ昼には少し早い。味も可もなく不可もなくという印象だったので、今回は寄らずに通り過ぎた。
黒田節の酒造を横目に走る。
小次郎の里 — いつか入ってみたい卵の店
その先に小次郎の里がある。卵を使ったソフトクリームなど、卵にまつわる食材を扱う店だ。いつも通り過ぎるだけで中に入ったことがない。一度は寄ってみたいスポットだ。
平山農園のカフェ — 月曜定休のいつもの風景
嘉麻峠の手前を左折し、川崎方面へ向かう。途中の平山農園のカフェは、今日は月曜で定休。閉まっているのがいつもの風景なので、そのまま通り過ぎる。
川崎へ抜ける峠で、いい眺めを前に一息つく。ここまで頑張ってきたと感じられる、いつもの場所だ。
道の駅 歓遊舎ひこさん — やまびこ食堂で昼食
昼食の場所を探しながら走ったが、山岳の田舎道ではなかなか手頃な店が見つからない。今回は道の駅歓遊舎ひこさんに立ち寄り、中のレストランで食べることにした。
やまびこ食堂は、うどんのほかカツ丼などの定食、韓国料理系のメニューもある。以前ここがうどん屋だった頃は正直あまり好みではなかったが、メニューを工夫してリニューアルしたようなので入ってみた。
頼んだのはチキン南蛮定食:1,180円。
ただ、唐揚げをチキン南蛮風に仕立てたような一皿で、冷えて固くなった鶏肉にタルタルがかかった。いわゆる普通のチキン南蛮とは少し違い、唐揚げのタルタル付きだ。
油木ダム — 三日間の雨で珍しく増水
添田の街中に差し掛かる。いつもはここを左折して大任へ向かうが、今日は獲得標高を稼ぐと決めていたので、まっすぐ進んだ。
油木ダムへ向かう峠を目指す。ここまでで標高800mほど登っており、普段ならこれで十分という状況からさらに登る。この峠が思いのほか厳しく、脚に来て、久しぶりにきついと感じた。峠を越えて下りに入ったときは、正直ホッとした。
油木ダムに来たのは、三日続いた雨で貯水率が上がり、普段は見られない水量になっていると思ったからだ。実際、水位はかなり増していた。いつもは湖底が見えるほどで、前回訪れたときも渇水だったが、今回は本来あるべき水量に近い。ただ、雨の影響か、水の色は澄んだ青ではなく、茶色がかった緑のような濁りだった。これだけ水位が上がった油木ダムは、年間でもそう見られない。
赤村特産物センター — クレープのキッチンカーで休憩
赤村特産物センターは、いつもはトイレ休憩程度で立ち寄る場所だ。今日は登りで脚に来ていたので、コーヒーでも飲んで休もうと思って寄ると、クレープのキッチンカーが出ていた。
きれいなお姉さんがクレープを作ってくれるので格別だ!
定番のチョコバナナを、カフェラテと一緒に注文。屋根のある涼しい休憩スペースがあり、そこでしばらく休んだ。昼食に加えてカフェ休憩を取ることはほとんどないが、これだけ登った日はこういう休憩もいい。
ここを出ればゴールまでもう少し。大任の清掃センター前を通り過ぎ、自宅まで戻った。
おわりに
前半は追い風基調で、ペダルを踏むと思ったよりスピードが出た。一方で山岳コースは所々で山水が路面に流れ出しており、自転車も自分も水しぶきを浴びながら走った。後半は向かい風になったが、我慢を強いられるほどではなく、風向きとしてはいいライドだった。
獲得標高は1000mを超え、山登りを兼ねたような一日になった。昼食とカフェ休憩を二度取ったが、これだけ登るとそれも悪くない。ハードな走りには、食事とカフェを織り交ぜるのもいいのかもしれない。





























































