２０１７年も残すところあと数日で終わりを迎えますが、この一年を振り返ってどうでしょうか？
ダイエットの成果が出た人もいるかと思いますが、思うような成果が出なかった人もいるかと思います。
このように「結果」や「成果」だけみれば、今年一年の成績を簡単につけることができますが、それよりも重要な事は『プロセス』という点を忘れてはいけません。
つまり、「思うようなダイエット効果がでなくても、努力した『過程』があれば問題はない」ということです。
反対に、何も意識せずに痩せる事ができてもそれは本質的な意味で「ダイエットに成功した」とはいえないのです。
■ダイエット効果を高める為に目標設定とモチベーションを意識
新年を迎えるにあたって、気持ちもリセットされるので新しい目標を立てる事になるかと思います。
この「気持ちもリセットされる」ということによってモチベーションも高まり、ダイエットへの行動意欲も高まりますが、ここで注意しなければいけないのが『目標設定』となります。
なぜなら、「目標値」というのはモチベーションに左右される側面もあるので、新年などモチベーションが高い状態の時に、目標を設定してしまうと“ハードルが高い”目標になってしまう傾向があるからです。
目標を設定する時は、「その時の環境」をベースとして目標を設定するので、モチベーションが高い状態での“ＭＡＸ”を基準としてしまうので、やがて無理が生じてしまうのです。
たとえば、この時期は「年末年始の休暇」であることから、“普段の仕事疲れ”や“ダイエット時間”という日常の生活環境を考慮していない目標値になっている場合が多いので、その時の状態であれば目標を達成できるが、「年末年始の休暇」が終わったと同時に続ける事ができなくなってしまうことがあります。
これでは、休暇が終わったと同時にダイエットも終わってしまうので、目標設定する際は「モチベーションを考慮しない」ということと「普段の生活環境を意識」という点に注意するようにして下さい。
■ダイエットを意識しない時間も必要
年末年始という時期は、忙しい時間とゆったりとした時間が混在しているので、「運動」をする時間が減ってしまい、食べる時間が増えてしまうかと思います。
しかし、ダイエットをしている人であれば「食べる」ということに抵抗を感じてしまい、運動が出来ない分、食べる事を我慢してしまうかもしれません。
せっかくのお正月に「食べるのを我慢する」というのは、自分自身だけが楽しめなくなるのではなく、周りも気を使ってしまう心配があります。
それだけでなく、我慢する事からの「ストレス」を感じてしまう恐れもあるので、お正月などの“楽しい空間”では食事に対して神経質にならない方がいいのかもしれません。
ただ、だからといって「何でもかんでも食べたい物を食べる」ということをしてしまうと“太る原因”になるので注意が必要です。
それこそ「“短期的”に太る可能性はあるが、“長期的”に考えてみた時に、その分も痩せる事ができればいい」という考え方もあるので、一概にどちらが正しいという判断は個人に委ねられますが、重要なのは『こうした考え方を持っての判断であるかどうか』という部分になります。
何も考えずに闇雲に好き勝手過ごしてしまってもダイエットに成功する事は難しく、反対にすべてを我慢したからといってダイエットに成功できるわけでもありません。
大切なのは、「どのように進んでいくのか」、「理想とする体型をどの様な形で実現していくのか」といった具体的な方向性に基づいた行動を持ち、全体像を見失わないことにあるのです。
しかし、多くの人は短期的な利益や結果に意識が集中してしまうので、長期的な視点や全体像を見失ってしまい、結果的にダイエットに失敗してしまうのです。
そして、モチベーションが高まった時や新年など気持ちがリセットされた時に、また目標を設定してダイエットをスタートさせる、といった形でループが始まります。
これでは“同じ事の繰り返し”になるだけで、時間だけがただ過ぎてしまい、結果として「何も変わらない」むしろ「状況が悪化している」といったことが起きるのです。
そうならない為にも、常に具体的な方向性や全体像を心掛けるようにして下さい。
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