熱の伝わり方 ~赤外線の特徴~ | アーテック工房のブログ

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皆さんこんばんは。


先日のブログ では、二酸化炭素が赤外線を吸収する理由として、「二酸化炭素は別々の元素からなる物質である為」ということをご説明しました。


今回は、熱の伝わり方について考えてみます。


熱の伝わり方には、①伝導、②対流、③放射(輻射)の3種類あります。


それぞれの熱の伝わり方を絵で表してみると・・・



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このようになります。

(※上の絵は、それぞれひとつの熱の伝わり方で表したイメージです)


赤外線はこの内の”③放射(輻射)”に当たります。赤外線の波長は、分子が振動して温まる際に発する波長と似ているので、熱源が出す赤外線が当たる事で分子の振動(共鳴)を起こして熱を発するというものです。


※ちなみに、遠赤外線は赤外線に含まれます。今回は遠赤外線もまとめて「赤外線」として取り扱っています。


赤外線は熱を持つ全ての物体が発しますが、赤外線を放射しやすい物質とそうでない物質があります。

グラファイト (炭)はこの赤外線を出しやすい物質として知られています。


ヘルスコートは木炭を塗料化したものなので、遠赤外線を多く出します。(公的機関によって実証済み)



とにかく、熱の伝わり方は基本的に①伝導、②対流、③放射(輻射)の3種類だけです。


これらの特徴を理解すると、料理や熱を使う場面で役に立つかもしれないですね。


ちなみに、「赤外線が物を温めるのって電子レンジと同じ原理だよね?」というご質問をよくいただくのですが、赤外線(750nm~1mm)が作用するのは分子の”振動”運動なのに対して、電子レンジはマイクロ波(1mm~1m)による分子の”回転”運動なので、ちょこっと違います。(放射によって熱を与えるという点では同じですが・・・)



・・・


私たちの身近には遠赤外線の技術を利用したたくさんの遠赤外線商品があります。遠赤外線を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。



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↑牡蠣焼きの様子(炭火つかってます)



では、また次回(^-^)/




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