住宅用太陽光発電による光熱費収支は年間+64,000円、積水化学のアンケート | アーテック工房のブログ

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皆さんこんにちは。


さて、環境ビジネス http://www.kankyo-business.jp/ 発行:株式会社 日本ビジネス出版のメール


の最新ニュースから少し注目の記事がありましたのでご報告いたします。



特に建築、不動産業界の皆さん、及び住宅購入をお考えの皆さんにお知らせしたいと思いました。


『 株式会社 日本ビジネス出版』様にはこの掲載をお許し頂きたいと思います。


また、読者のみなさんにはこのサイトの継続購読を上記URLより登録されることをお勧めいたします。



以下、転載内容です。



住宅用太陽光発電による光熱費収支は年間+64,000円、積水化学のアンケート


住宅用太陽光発電による光熱費収支は年間+64,000円、積水化学のアンケート


積水化学工業は、太陽光発電(PV) 搭載住宅に居住する人を対象に、2012年の電気料金、発電量などを調査した結果を発表した。

本調査では、平均PV搭載量は4.78kW(2011年調査、4.64kW)となった。年間5,366kWhを発電し、1,570kWhを自家消費してお り、約71%を余剰電力として売電。年間の光熱費収支は買取価格48円の場合、平均6万4,000円のプラスとなっている。なお、買取価格42円の場合で は年間光熱費収支の平均は4万1,000円となっている。

<固定価格買取制度48円買い取りのユーザー>


<固定価格買取制度42円買い取りのユーザー>


光熱費ゼロ住宅の比率(全体)は75%で、2012年は電力会社の電力料金が上昇したにもかかわらず、依然として高い水準にあった。2010年の調査では 73%、2011年の調査では80%だった。2012年の比率が前年より減少したのは、電力会社からの「買電」価格が上昇したことに加えて、余剰電力の買 い取り単価(売電価格)が下がったこと等によるものとみている。


<合計>

ゼロエネルギーハウス(ZEH、購入電力量<余剰電力売電量)率は、2012年は調査対象(957棟)のうち62棟あり6.5%となった。調査対象(1,385棟)のうち28棟で2.0%だった2011年と比べると、ZEH率は上昇した。

本調査は、同社が「太陽光発電(PV)実邸アンケート調査(2012)」として、2011年にセキスイハイムのオール電化&PV搭載住宅に入居された顧客 を対象に実施したもの。同社ではPV実邸アンケート調査を毎年行なっているが、2012年調査では、(1)電力価格の上昇とそれに伴う顧客の節電意識の高 まり、(2)同社が推進したPVの大容量化などが光熱費にどのような影響をもたらしたのか、(3)同社が推進している光熱費ゼロ住宅がどの程度達成できた のか、に注目した。

同社では1997年からPV搭載を進めてきたが、2012年2月に「ソーラー住宅建設棟数No.1」としてギネス世界記録TMに認定。2012年12月末時点で建設棟数は124,413棟を達成。2013年2月28日付でギネス世界記録TMを更新している。


転載は以上。


いかがでしたか。示唆に富んだ、注目したいデータですね。


さて、今後の太陽光利用上での課題も見えてきているのは、実は、夏場の太陽光発電パネルの発電効率


ダウンをどう補うか、と言われています。夏場の太陽光発電パネルの発電効率は約20%の高率ダウンす


るのだそうです。また、夏場の太陽光設置屋根の小屋裏の蓄熱が下がらず、むしろエアコンなどで涼を求


め、より電気を使う機会を増し、根本的な低炭素社会や地球温暖化防止に逆の効果を与えかねないのだ


そうです。



さて、最後まで読んで頂き感謝いたします。皆さんの中にもこの問題と真正面から取り組まれていらっしゃ


る方々も多いと思います。そして、この問題は毎年の夏、議論になる事でしょう。そして、早く解決の糸口を


見つける必要があると思います。

 


 ( 技術とは生活者に寄り沿い、より快適な生活を実現するものだと思っているススムパパでした。 )



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