電気のお話(5) ~風力発電について~ | アーテック工房のブログ

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「電気のお話(4)」では、太陽電池の原理 に関する記事でした。


今回は、同じく「再生可能エネルギー」である”風力発電”についてのお話です。


再生可能エネルギーとは、簡単に言えば何度でも使える資源のこと。



風力発電は、近年、技術開発や大規模化によるコスト低減から事業採算性が認められ、北海道や東北地方を中心に大規模な施設の建設が進んでいる新エネルギーです。


外国では、2008年時点の風力発電の累積導入量は、米国が1位、ドイツが2位、日本は188万kWで第13位となっています。



風力発電では大がかりなシステムも不要なので初期投資はそれほどかからないと言われています。


ただし、風がなければ全く発電できず、風が強すぎても羽根や発電システムへの負荷が過大になり発電を止めざるを得ないことや、支柱の高さが100mを超える大規模な風車では落雷の危険が高まるなど、デメリットもあります。


最近では、風力発電に限らず太陽光発電など、再生可能エネルギーの普及も拡大していますが、それぞれメリットもあればデメリットもあるので、それらをふまえたうえで開発されていかなければならないのでしょう。


※風車(長崎の大嶋にて)



海外では、廃炉にした原子力発電所の設備や電線を風力発電として再利用している地域もあります。


廃炉には莫大な費用がかかるといわれていますが、その地域では原子力発電所の程近くに設置した風力発電によって必要な電力を供給し、何十年もかけて廃炉にするそうです。


普段何気なく使っている電気も色々な負担がかかっている場合もあるので、やはりエコロジーな生活を心がけたいと考えさせられます。


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(風力発電の仕組み)




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