12月21日のブログ で、雷のしくみに関する記事を載せました。
さて、私たちの身は雷からどのようにして守られているのでしょうか。
それには『避雷針』というものがあります。
避雷針の役割を挙げると…
①地表に発生するプラスの電気によって、雲の下層部に溜まったマイナスの電気を少しずつ中和する。
雲の中のマイナス電気が中和されると落雷の発生が抑えられます。
(ただし、この中和が間に合わなくなると、雲の下層部に溜まったマイナスの電気がいっぱいいっぱいになって落雷が発生)
②落雷を避雷針の先端に集中させ、地面に電気を流すことで人や建造物を落雷の危険から守る
避雷針には保護範囲が設けられており、地面から鉛直線を引いたとき、下図のように60度以内※が保護範囲とされているそうです。
※一般建造物の場合
通常は主にビルの屋上や煙突の先に取り付けられていますが、大きな建築物の場合ですと避雷針が1本だけでは足りずに複数本取り付けられているものもあります。
皆さんも身近にある避雷針をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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