こんにちは。ファイナンシャルプランナーのひろです。
前回に引き続き年金について考えていきたいと思います。
前回は年金は損得勘定ではなく、空白期間が問題なのでは?としました。
その理由
①定年退職と年金受給年齢までの生活費の確保は預貯金などを切り崩すしかない
②財産を切り崩すためにお金の寿命が早くやって来る
③定年前に財産をつくろうとしても難しい
①と②は何となくでも分かるのではないでしょうか。③はどういうことか。
まず今の労働条件はどうでしょうか。昔に比べて50代の賃金、退職金は減少していませんか。その上ローンを抱え、子供が手から離れたとしても資産形成に十分な余力がなくなってきています。投資環境もあまり良くはありませんし、時間もありません。ハイリスクに手を出してはいけないのに出さざるを得ない、そんな状況ではないでしょうか。
若い人も安心は出来ません。今後賃金が上がる見通しはあまり期待できません。退職金も確定拠出の割合が増えてどうなるか不透明です。
何よりも晩婚化は大問題だと思います。子供が独立する年齢により、定年前に何も出来ない状況が多くの出てくるのではないかと危機感を抱いております。
これまでの人生モデルは20代に結婚し、50歳前後で子供が独立、60歳で定年し、男性であれば70歳位で人生の幕を閉じる。このようなもので上手くいってましたが、いまやこのモデルは完全に崩れ去っています。
一生懸命に働いて資産形成しても、年金受給年齢になる前にお金の寿命がやってきてしまう。これまでは不十分な年金額に自分で上乗せすることが出来たけれど、これからはそれすら難しくなってくるかもしれません。
年金は不十分かも知れないけど恐らく出ます。だから貰える権利を得るために、きちんと義務は果たしましょう。
こう見てみると考えるべきは年金損得勘定ではないことがお分かりいただけると思います。年金にいくら上乗せするかを考えなければなりません。空白期間をどのようにやり過ごすか、きちんとプランを立てておかないとどうなるかお分かり頂けましたでしょうか。
前回と同様に新しいことは何ひとつ書いていません。ご自身の将来を考えるきっかけになれば嬉しいです。
このままでは不安ばかりが残るので、次回からは解決策を考えていきたいと思います。
Android携帯からの投稿
前回に引き続き年金について考えていきたいと思います。
前回は年金は損得勘定ではなく、空白期間が問題なのでは?としました。
その理由
①定年退職と年金受給年齢までの生活費の確保は預貯金などを切り崩すしかない
②財産を切り崩すためにお金の寿命が早くやって来る
③定年前に財産をつくろうとしても難しい
①と②は何となくでも分かるのではないでしょうか。③はどういうことか。
まず今の労働条件はどうでしょうか。昔に比べて50代の賃金、退職金は減少していませんか。その上ローンを抱え、子供が手から離れたとしても資産形成に十分な余力がなくなってきています。投資環境もあまり良くはありませんし、時間もありません。ハイリスクに手を出してはいけないのに出さざるを得ない、そんな状況ではないでしょうか。
若い人も安心は出来ません。今後賃金が上がる見通しはあまり期待できません。退職金も確定拠出の割合が増えてどうなるか不透明です。
何よりも晩婚化は大問題だと思います。子供が独立する年齢により、定年前に何も出来ない状況が多くの出てくるのではないかと危機感を抱いております。
これまでの人生モデルは20代に結婚し、50歳前後で子供が独立、60歳で定年し、男性であれば70歳位で人生の幕を閉じる。このようなもので上手くいってましたが、いまやこのモデルは完全に崩れ去っています。
一生懸命に働いて資産形成しても、年金受給年齢になる前にお金の寿命がやってきてしまう。これまでは不十分な年金額に自分で上乗せすることが出来たけれど、これからはそれすら難しくなってくるかもしれません。
年金は不十分かも知れないけど恐らく出ます。だから貰える権利を得るために、きちんと義務は果たしましょう。
こう見てみると考えるべきは年金損得勘定ではないことがお分かりいただけると思います。年金にいくら上乗せするかを考えなければなりません。空白期間をどのようにやり過ごすか、きちんとプランを立てておかないとどうなるかお分かり頂けましたでしょうか。
前回と同様に新しいことは何ひとつ書いていません。ご自身の将来を考えるきっかけになれば嬉しいです。
このままでは不安ばかりが残るので、次回からは解決策を考えていきたいと思います。
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