今日から数回にわたり、
私の乳ガン体験を
お話しようと思います。
今回書くにあたり、
当時、闘病の様子を
綴っていた別の個人ブログを
見返していたのですが、、、
"どうせ死ぬかもしれないのなら、
この世の楽しいことを楽しみ尽くして
死んでいこう"
と思っていたので、
治療の大変さもさることながら、
隙あらばイベントやライブの予定を
ぶっ込み、
治療の進行よりも、予定をこなせるかと、
検査や治療や手術が痛くないかどうかを
ひたすら気にするという、
なんという煩悩の塊(笑)
当時からありのままを面白おかしく
書いてはいたのですが、
我ながら、吹き出してしまいました(笑)
そのくらい、明るく楽しく闘病していて、
泣いたのは後にも先にも一度だけです。
(これについてはまた後日書きます)
ですので、今回はちょっと真面目に
書きますが、お茶でも飲みながら
楽〜な気持ちでご覧いただければと
思います^ ^
私が初めて乳ガン検診を受けたのは、
発病の4年前。
当時勤めていた会社の健康診断の
オプションに付けられると聞いて、
"せっかくなのでこの機会に一度受けて
みよう" という、軽い気持ちでした。
結果は、、、要精密検査
カテゴリー3などというおどろおどろしい
文字もあり、ビックリしました。
当時の精密検査はMRIではなく、
エコーと乳房に針を刺して細胞を採取して
調べるものでした。
結果は、、、経過観察。
但し、石灰化(これが乳ガンの素です)して
いるので、いつ乳ガンを発症しても
おかしくないから気をつけて下さい
というものでした。
当時はまだ健幸に関する知識がなかった
ので、
「気をつけろと言われても気をつけようが
ないじゃん」
くらいにしか思っていませんでした。
その後、発病までの3年間は、
検診 → 要精密検査 → 経過観察
の繰り返し。
「3年何もなってないなら大丈夫じゃない?」
と思っていたところ、ついに "その日" が
やってきました。
私は以前、その病院で子宮筋腫の手術を
受けていて、経過観察のために通院して
いたので、健康診断もその病院にお願い
していたのですが、
その病院は乳腺外科がなく、
整形外科で検査が行われていました。
当然きちんと診れる専門医もおらず、
検査当日に触診をする先生、
検査の結果を説明し精密検査をする先生、
その結果を説明する先生
全て違う先生だったのです。
今となっては最初から乳腺外科のある病院
で検査をすればよかったのですが、
当時は知識がなかったため、
検査ができる = きちんと診てもらえる
と思っていました。
ただ、この全て違う先生に診てもらった
ことで、奇跡的に乳ガンを見つけて
もらえたのです。
.:*:。∞。:*:. 今日も素晴らしい1日を .:*:。∞。:*:.