2年生のレン君。
今の興味はゲーム、ユーチューブ、ローラースケート、料理
自分が夢中になれることはとことん追求するタイプです。
ただ、レン君は学校が苦手。
友達関係も良好だし、学校に特に問題があるわけでもありません。
でも、勉強は好きではないようで、字はくしゃくしゃなことが多くて、先生からノートに「?」を書かれています。
そんな状態なので、ママの仕事が休みの時はお腹が痛くなる確率がとても高くなって「学校休む」となります。
ママもどうしたらいいのか困っていました。
先日、小学生向けの通信教育の更新をしたほうがいいのか、ママがレン君に聞きました。
その時レン君は「なんでお勉強しなくちゃいけないの?」とママに質問しました。
ママはレン君が大好きなゲームに例えて、
「お勉強をするのは自分の人生のHP(ヒットポイント・ゲームのキャラクターが持つ体力の数値)を獲得するためにするんだよ。いろんな勉強をいっぱいしたらいろんな使えるアイテムも増えるし、HPも上がるでしょ。それに経験値も上がるから、自分の人生の問題にぶつかったときに使える体力もアイテムも経験値もたくあることになると思うんだ。」
レン君は「そうか」と納得した様子でした。
お風呂に入っているときにレン君がママに
「ママ、勉強をしたら俺のHPやアイテムが増えるってことだよね。
つまり勉強をどんどんやって倒していくっていうこと?」言いました。
ママは「倒していくよりは味方につけて、レン君が使えることを増やしていくんだよ」
レン君「ふ~ん。お勉強をどんどんやんないとHPとか経験値が上がらないっていうことでしょ。
どんどんやんないと、下がることもあるよね。」
この話をした翌日から「俺、HP取ってくる」と言って学校に行くようになりました
ノートも漢字も見違えるようにきれいに書くようになりました。
勉強に意味を見出せなかったレン君に「やる気スイッチ」が入りました。
学校の勉強も通信の勉強も自分から進んでやるようになっているそうです。
前は見せたがらなかったノートや教材も「ママ、これで大丈夫?」って聞くようになってきました。
「やる気スイッチ」がパチンと入ったレン君、HPやアイテムを獲得して、経験値をたくさん上げていってね。
ニコちゃんとお散歩