主治医にどなれたこと | ~自分の手で安らぎを〜都筑区レイキ*アロマ~ヒーリングルーム 月の花

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都筑区の一軒家プライベートサロン ヒーリングルーム月の花*ヒーリングタッチで心も身体もケア。凝りのある方にはしっかりほぐします。IFAアロマスクール講師、現代レイキマスター、小学生の娘と夢を追いかけ中♬

赤ちゃんの声を聞いてから

不思議とからだがすこし動くようになってきて

時々想いがあふれ出すことがあっても、

日常的には気持ちはひとつになってすっきりしていた。



重湯許可が出始めの頃だったかな




わたしは一度主治医にどなられたことがあるしょぼん






その頃も、毎日エコーで赤ちゃんの確認をしていた。



本当はあかちゃんなんてまだいえないたまごのような状態。



あんなに過酷な状態で

必死にしがみついてくれたたまごちゃん。


それが「今も私のおなかの中にいてくれる。」

そう思うだけで 毎回毎回

とてもうれしかった。




あかちゃんにとって

わたしの子宮が

すべてなんだ・・・


それだけがわたしのすべてだったから

他のことなんて気にしなかった。


あらゆる絶望的な展開の説明されても

動じず「わかりました」「がんばります」とこたえ

耐え難い痛みの検査も毎日こなす。


一瞬でもこの時間が続くよう最善を尽くした。



きっとこういうとき、患者は不安に怯えたり、泣いたり

すがったりするものだったんだろう。



消して悪いようになるわけないと鷹をくくってるわけではないし、

今を大切にしたかっただけ。悟ってたわけでもない。

そのことだけにただ必死だっただけ。その淡々さだったのだけれど


「現実逃避?」とみなされたらしい。




いきなりどなられた。


「君は自分がいまどういう状態か分かってるの?」

突然の大きな声に唖然として何もいえなかった私。



「僕は君が運ばれたとき、

助かられない・・・そう思ったんだ。それぐらい重篤だったんだ」

そう言い捨ててきょとんとする私をみて

気まずそうにその場を去った。





「現実逃避」

できるならとっくにしたかったよ。



でも、あの痛み・苦しみがあったらできるわけがない。

そして、現実逃避することで

何かが変わるなら

「助けて」 「嫌だよ」 「つらいよ」

しつこいぐらいにしますとも・・・



でも、それは私には無意味に感じた



だって、

私があかちゃんのためにできること。

小さなことでも 最善をつくしたかったから。



悩んでいる時間がもったいない。

明日は消えてしまうかもしれない。



不安なんて必要ない。

いまもあかちゃんは、おなかの中で

生きているんだから。




「わらうこと」 

「リラックスすること」

「たべること」




何を言われても、どんな体調になっていても

食事だけは残さず食べる。


絶対安静の私にできるのは

それぐらい。







そして、あかちゃんとの時間を大切にしたかった。

一瞬、一瞬を

あかちゃんにとって

最高の時間にしてあげたかった。



「いまだけは・・・」




その思いで続く毎日。





その後、先生と

やりとりをしていく中で

「わたしの性格と覚悟」を感じ取ったらしく

それ以降は

なんでも話せるようになっていた。



休みの日にも見に来てくれたり

やせ細っていくだんなさんの心配をしてくれたり

何かと思ったら、単に愚痴を言いに来たり

気が付けば椅子をもってきてベッド脇で

よく話をしてくれた。


先生なりの「がんばれ」だったんだろうな得意げ



最終的に、スリッパの音で

先生の話す内容がわかるようにもなっていたニコニコ




私が出産をする前に

系列病院に移動になってしまったけれど



今でもわたしは心から

先生に感謝している。



今の姫をみせたら驚くだろうな~~ラブラブ



先生・・・


姫は、今も元気で

育っています。




ありがとう。