忙しくても ザワザワしていても
ニュートラルな自分に戻れるテレビ番組があります。
孤独のグルメ
サラメシ
鬼平犯科帳
特に、孤独のグルメは自分がかつていた場所
知っているお店が出てくると
ちょっと興奮
2017年の大みそかスペシャルは
瀬戸内編で、住んでいた場所の近くの店や
知っている場所が映っていて
とっても懐かしかったです。
食べて、独白しているこのドラマを観ていると
なんだか自分の内側も
自分と真っ直ぐに話せるようになるのですよね。
シンプルさって強いですね。
サラメシは働く人のお弁当やランチから
人生が垣間見えるところが好き。
人生って同じものなんてない。
普通だけれど特別で
特別だけれど普通。
私も頑張ろう。
難しく考えることも、何か悩むこともまあ置いておいて、
今日も一日ご飯を食べて、当たり前に頑張ろう。
そんな風に思えるのですよね~
いろんな人の考えや気持ちがサラッと見える。
勝手に励まされちゃうのですよね。
サラメシ【NHK】
http://www4.nhk.or.jp/salameshi/287/
鬼平犯科帳は夜にじっくり見たいのだけれど
「人というものは良いことをしながら悪いことをする」
鬼平の言葉で一番印象的で響く言葉。
ひたすらに人を見つめている作家の言葉は胸に響き、
人の心の難しさを黒とも白ともグレーとも表現し、
人が生きる糧とする食やお酒について丁寧に描写する。
シンプルな食の描写が胸に刺さり、
食事や暮らしを見直したことも何度もあります。
ドラマも、小説も、池波正太郎作品の料理のシーンは、
食欲が湧き、人生の豊かさを感じます。
どんなに苦しくて辛くてやるせなくても、いただく料理の力を感じるというか。
食事のシーンは本当に生きる力を少し分けてくれるから、
食べて、もう少し生きる力を取り戻す。
私には、
【食べる】という描写がとても響きます。
本も、映像も。
食べることの情景が見えることは生きることの豊かさと繋がっている。
ここを忘れているときは、私は私ではなくなります。
何かがずれているとき。
誰にでも、特別な情景ってあるのでしょうね。
その人にとっての大切な情景、たくさん聞いてみたいですね。
あなたの大切な情景はどのような情景?