ちょっと落ち込んでいる。
疲れが溜まっている。
なんともならなくて、どうしようもなくて。
ため息をつくときってそんなとき。
一人でため息をついて、
よし!と気を取り直すことができるとき。
それは正しいため息の効果。
ため息つけて良かった良かった。
でも、人が周りにいるときに、
大きなため息をつくことは、
「私はこんなに大変!」
「私はこんなに頑張っているのに!」
「不満だわ!」
「なんなのよ!」
・・・
と、いろいろなものを主張し、
不平不満をまき散らし、
他者を圧し、他者を疲弊させている。
それって攻撃。
それって傲慢。
以前の私は、
本当に本当にため息をついていて、
人からも
「ため息ついてるよ。」
「ため息多いな。」
「大きいため息だよ。」
「ため息ついてたら幸せ逃げていくで。」
と、何度も何度も言われていて。
言ってくれる人はみんな優しくて、
私のために言ってくれてたのに、
私といえば、
「ふん!ため息つくしかない状況だからしょうがないじゃん!」
と常に好戦的で、勝手だった。
実際に疲労困憊、
心身ともにギリギリだったけど、
あのときの私は、
本当に嫌な奴だったと思います。
今思うのは、
ため息だけで、周りの人を本当に攻撃していたな、と。
たまたま知らない人のため息を何度も聞いて、
ああ、私ってひどいことを長いことしてたんだな、と、
申し訳なさと、悲しさと、そんなことを感じたのでした。
そんな後悔せずに、いられるといいね。
人に優しく、思いやりを持てるのは、
まずは自分に対して、優しく思いやりを持っているか、
そして、傲慢さを知ることからかもしれないな。