上昇する天。
ふいに今までと違う場所に立っていることに気がつく。
でも、気がつくことができたのは、
自分の微細な感覚と感性を信頼し、
見続けたから。
すべてを他者に依存し、
他人事とし、
自分の責を自身の人生で全うしないのであれば、
そこに気がつくことはないだろう。
人生の多くを、
誰にでも与えられる叡智を、
見ようとしないのは自分自身。
気まぐれのように、
ふいに見えるその世界は、
あなたが見ようとし続け、
知ろうとし続け、
あきらめないから現れる。
この世界の美しさを
どれほど見ることができるのか。
それはあなたが見ようとするかにかかっている。