例えば、自分の魅力や才能を否定したり、
誰かのことや誰かの仕事を否定したり、
社会や政治を否定したり、
否定するのはとても簡単で、わかりやすい。
だからって全肯定すればいいわけではないけれど、
自分自身が何に対して『肯定』しているのかを知るのは大事。
何を『否定』しているのかを知るのは大事。
『肯定』も『否定』のどちらも、
突き詰めてみると自分の価値観を教えてくれるから。
表面の肯定や否定ではなく、
突き詰めて、そぎ落として、
どこに対して肯定し、否定しているのかを良く見てみる。
自分の価値観を良くわかっていないまま、
何かを本当の意味で選ぶのは難しいときがあるから。
自分は何を大事にしているのかを知っておくことで、
シンプルに世界を見ることができるようになるから。
「私」を知るには、誰かの力を借りる方法もあるけれど、
自分で自分をいろいろな側面から見ていくことで、
本当によくわかってくることもある。