広島のセッションが無事に終わり、京都に着きました。少し気温も下がってくれて良かったです
広島では、一度だけクライアントさんと居酒屋でディナーした以外はホテルでおとなしくしていましたが、セッションが全部終わった夜は、「外で飲みたーい」ということで、一人で外出
大体一人の時は、店を決めずに、直観に任せて歩き、一人でも入りやすいところに入ります。ということで、八丁堀にある酒商山田という一人でも気軽に飲めそうなお店を発見したので、入ってみることに。
まずは地元神奈川県の湘南ビールのIPAがあったので、注文。アメリカサイズじゃなかったことは残念でしたが、美味しかったのでOK.
次に日本のワインも美味しくなったと聞いたので、頼もうかなーと思いましたが、ナパワインに慣れている私はちょとでもがっかりしたくなかったので、やっぱり日本酒にしました。
日本酒は好んで飲まないのですが、日本にいる時は気が向いたら、たまにいただきます。間違いなく美味しいのを厳選。(ここは自分で選んでも、おまかせでもOKです)
お店のスタッフのミキさんとお話していると、背の高い中国人らしき若者が入ってきて、私の隣に座ります。ミキさんから通訳を頼まれ、英語で説明してあげました。
この若者、27,8歳で、ハンガリーでお好み焼き(広島焼)のお店でシェフをしているといいます。オーナーは静岡県出身の日本人らしく、お店の名前は「きんんちゃん」だそうです。
中国(メインランド)でもシェフだったらしいこの若者は広島焼のお店はオーナーと二人で切り盛りしているそう。毎晩二人で晩酌するらしく、お酒が強くなったとか。
若者に「兄弟は?」と聞いた瞬間、「しまった、一人っ子政策だから一人っ子に決まってる」と思う私。親御さんたちもいつかハンガリーに呼びたいのだそうです。
いろんな話をしましたが、今度ヨーロッパにいった時はハンガリーにも行ってみたいと思いました。
そして今日は京都に移動。ホテルにチェックインすると、四条烏丸をめがけて歩きだします。4時頃になり、疲れたので座ってビールでも一杯と思ったものの、時間的にお店が開いていません。
で、やっと見つけた古びた洒落ていないお好み焼きとかのお店発見。広島で広島風お好み焼きを食べ損ねた私が京都でお好み焼きというのは気が乗りませんでしたが、ビールがあったという理由だけで入ってみます。
そんな時間なので、カップルが一組しかいません。食べ物には期待せずに、生をエンジョイしていると、白人家族が入ってきて私の横に座りました。
彼らの話を聞いていると北米の英語。暇だった私は話しかけてみると、カナダから来ていた家族。8歳の男の子、11歳の女の子と40歳代に見えるご夫婦。
まじめそうなご家族で、男の子が全然普通の声でお話しているのに、お父さんが「シーッ」とか結構頻繁にしていて、しつけに厳しそう。
彼らは東京(渋谷)、名古屋(トヨタ)、和歌山(高野山)、京都と随分、あちこちを楽しんでいます。京都でも美術館にいったり、明日はマウンテンバイクで山を登るそう。
彼らはカナダといてもアラスカ近い、自然豊かな環境で暮らしているので、自然が大好き。素晴らしい環境で暮らしているそうです。
奥様はとても日本が気に入ったようで、お年寄りのこととか、日本にはまだファックスがあるのよね?とかいろんなことを聞かれました。
子供たちが「FAXって何?」といったのには時代の差を感じましたが、彼らはハイテクとローテクの両方が健在するのが面白いようです。
主人の仕事が終わらず、日本に来れなかったのですが、一人旅でも、いろんな出会いがあるので楽しいですね