☆お知らせ☆
サイキック能力第一弾を12月11日(日)13:00-16:00で予定しております。まだ決定ではありませんが、ご興味のある方は こちらから ご連絡ください。場所はトーランスのオフィスを予定しております。
サンクスギビングの翌日のブラックフライデーは家の近くにはアウトレットが存在するため、フリーウェイが大変込み合います。その日の夜に主人とディナーは外でとなりましたが、フリーウェイに乗らないで行ける近所のレストランにすることにしました。
出かける準備ができている主人は、どこにするかは私が決めていいというので、セルフリーディングをして30秒かけて出した結果、一番近いタイレストランということになりました。
このレストラン美味しいのですが、すごく近いので結構テイクアウトして家で食べてしまうことが多くなって、すっかりディナーに行かなくなって10年以上もたちます。
Camarillo に家を買って引っ越して来たころ(16,7年前)は結構通っていたのですが、その頃、その店には12歳くらいの男の子(以下Aくん)がいて、たまにお店を手伝っていました。
この店のオーナーはタイから移民してきたのですが、オーナーは夫婦ではないけれどもこの男の子の両親であり、私の印象は女性の方がシングルマザーでAくんを育てていて、父親もオーナーとして働いているけれど、その時は他の女性と一緒または別居という印象でした。
Aくんが高校になるとほとんど見た記憶もなく、そのうち大学のために家を出て、Aくんの親からは医者になるためにがんばっていると聞くだけでした。
両親もがんばりやさんなのでAくんもきっとがんばっているのだろうと思っていした。特に母親からの期待というのは強いのだろうなと思っていました。
この日、タイレストランに行くと、Aくんがいるではありませんか!私はまったくわからなかたのですが、Aくんは、すぐに私たちに気づき、笑顔で近づいてきます。
Aくんが「変わらないねー」というので、私は、「老けたねー」と29歳のまだ若い彼に冗談半分でいい返しました。
この子に会うためにこの店にくることになっていたことがすぐにわかりました。私は、「お医者さんになりたいんだって?何の専門医になりたいの?」と聞くと、
「よくそれを聞いてくれました。それが問題なんだよー。今アリゾナの大学でインターンをしながら勉強しているんだけど、外科にするか内科にするか数か月以内に決めなくちゃいけないんだ。今サンクスギビングの休みで実家に戻ってきてるけど、また学校に戻るから次に実家に戻るのはクリスマスなんだ。」とAくん。
「ずいぶん、いい体格(ムキムキ)してるけど、ワークアウトしてるの?」と聞くと、「まったく時間がなくて、少し空いた時間に食べたり、寝たり、インターンシップは過酷だよ!でも今日は地元に戻って来たから、ベンチュラにサーフィンに行ってきたんだ」Aくん。
「手術で縫ったりするの、結構得意で外科の先生にも、褒められたりする」とAくん。でも外科の先生は、外科医になったら自分の時間なんてもてないし、「これをすることが自分の人生だ」というくらいの覚悟がないとできないといわれているそう。
まだ肉体的にも若いAくんの話を聞いていると、時間帯は不規則だし、過酷だけど外科医になることがエキサイティングだと思っている部分もあり、ゆったりした診療などは(今のところ)つまらないと思っている印象でした。
エンジニアとしてハードワーキングの経験のある主人は、「仕事だけがすべてとは思わない方がいい」など自分の経験を話していました。
Aくんは私が何の仕事をしているのか聞くので、ドクターになろうとしている人に一瞬話しずらかったのですが、簡単に説明しました。
すると、否定せずに興味深いと思ったAくん。彼の話では、彼の学校の医学生の35パーセントはパニック障害や精神的な不安などで薬を飲んでいるというのです。
実はある時、Aくんもパニック障害の状態になり、薬を飲んでいたといいます。そしてドクターに家系で誰か不安障害などを経験した人がいるかといわれ、考えてみると母親がそうだったことがあることを思い出し、Aくんは家系なんだと納得したそう。
私は、「家系というより、母親の生き方、思考、考え方などに影響されて育ったAくんはその環境の中で似たような価値観や信念を持っていることも原因としてあるのでは」?と伝えてみました。
薬を飲むことが悪いとは思いませんが、ドクターが、家族に同じような人がいるから、あなたも薬を飲むしかないという結果で納得するのが、多くのアメリカ人がしていることなんだと改めて思いました。
Aくんは西洋医学を学んでいるし、製薬会社は薬を売りたいし、この仕組みはなくなることはないし、すばらしい薬も存在するので薬を私は否定しませんが、一時的ならまだしも、精神のアンバランスや病気をすべて薬だけに頼り続けるというのはどうなのかと思います。
Aくんは、99%生徒が受かるようなテストの時でも、生徒たちの精神状態が極度なストレス状態になるため、先生たちも試験前に、「この試験が人生のすべてではないから」など、生徒たちをなだめてあげるそうです。
私と主人が瞑想やリラクゼーションの話をしていたら、「僕もそういうのは興味があるんだ」といっていました。今とても大切な決断をしなくてはいけないAくんとの再会は導かれたものだと感じた夜でした。
Aくんの親はお店を売って、今、買い手に引き継いでいるところなので、連絡先を交換し合てまた来月クリスマス休みの時に会おうということになりました。
西洋医学を学んだドクターがホーリスティックなアプローチの仕方も勉強し、取り入れているドクターもいらっしゃいます。そういうドクターが増えてくれるといいなと私は思います。
先日セドナのミスティカルツアーでいったマイナーなパワースポットから見えるのは右にカセドラルロック、その左の低く長く横に広がっているのが、スリーピングジャイアントという岩です。