今日瞑想していて受け取った言葉が“feel”,“trust”,“act”です。ハートで感じたものを信じて行動に起こすということです。“I think”は思考を重視しているときで、“I feel”はハートで感じているときですから、まさに、思考よりハートで受け取るものを重要視するということです。いつもそうしているつもりですが、今年2015年も、さらに心で感じることを大切にしていこと思います。
みなさんはどんな初夢を見られました？私はたくさん夢を見ましたが、一番覚えていたのは、“蜂”が夢の中に登場していたことです。他にも番号も３種類でてきました。初夢だから忘れないようにと、朝起きて最初にしようと思ったことはシンボルとして、蜂はどんな意味があるか検索しようということです。
“symbol, bee, meaning”とタイプして出てきたサイトから最初にクリックしたのがこちらのサイト（whats-your-sign.com）でした。このサイト良さそうと開いた瞬間感じたので、夢にでてきた蜂の意味を解釈しようとじっくり読んでいきました。
こうやって朝一で意味のあるものを読むのは、集中もできますし、吸収もできると私は思います。朝起きて、なるべく、短くても、自分のためになる言葉を受け取るのはその日の波動を高めたり、気づきに役立つと思います。
シンボルというのは古代昔から使われているものですが奥が深いものです。先ほどのサイトを要約します：
蜂は複雑な階層型組織の中で、チームワークベースのコミュニティを作り機能しています。ミツバチの巣は象徴的なシンボルです。正六角形のハニカム構造の蜂の巣は、食料を蓄えたり、子供を育てることができます。
六角形の６という数字には、シンボルとして、愛、ビーナス、コミュニケーション、バランスと融合という意味があります。ですから、ミツバチの巣が“全体”を意味し、ミツバチはファミリーの中で健全な子育てと同時に安定をはかり、他のファミリーとオープンにコミュニケーションを持ってコミュニティを安定させています。私たちの社会の象徴としては、オープンで健全な家族関係を保つことや個々の家族、コミュニティ、サポートグループなどへのフォーカスを意味することになります。
働き蜂によって選ばれた女王蜂は大人になるまで、働き蜂によって守られながら安心して育つことができます。どちらも共同体として必要だからです。ここで、チームワークが象徴になりますが、“チームワーク”は“私”個人ではなく、グループとしての存在が重要になります。私たちが学べるのは個人の利益を追求するか、コミュニティとしての利益を考えることを優先するかです。
蜂蜜が象徴しているものは何でしょう。ミツバチが集めた花の蜜は、子供を育てるのに使われるだけではありません。その蜜は人間の歴史の中でも貴重な存在で、甘味料や抗菌物質としてだけでなく、エジプトのマミーのように、エンバーミング（死体防腐処理）にも使われました。このように、蜂蜜は滋養、恩恵、愛らしさや豊かさの象徴となります。
また蜂蜜は神話や伝説の中で、ゴールドと関連付けられることがありますが、働き蜂たちのハードワークにもたらされる報酬と考えることができます。
シンボルとしての蜂は人生というテーマにもかかわってきます。ミツバチは共同体としての存続だけでなく、自然の中でも大きな役割を果たしています。自然界に生きる植物の花粉は、次々に渡り歩くミツバチの足に絡みつき、それが受粉の助けになります。ミツバチのこの作業は、自然界では重要な役割となっています。このことが、私たち人間に教えてくれているのは何でしょうか。
それは、“私たちのインナーガーデン（魂の成長）のために、私たちが何をしているか”ということです。私たちのハートがガーデンだとすると、ハートが喜ぶこと、夢、こころや感情のために、どこに行き、何をしているかということです。何を吸収し、何を提供しているかです。
(これは訳ではなくて私の解釈ですが、社会の中で、例えば詐欺をするような人は、個人の欲得のために人を騙し、社会には不安や恐れを振りまくことを選択する人もいます。また無償の愛で子供を育てている親は、その子たちが次の時代を担う、健全な大人になるのを助けている人たちもいます。また、ハートが喜ぶことが歌うことであれば、歌うことによって、人々に感動を与えている人たちもいます。個人の成長により、周りの人に対して人々に慈悲深い気持ちで接することができるようになる人もいます。自分の中に眠る才能を磨いて、その才能を周りの人たちのために、社会のために、国のために、世界のために使えるようになる人もいます。）
エジプトでは、蜂は気品とパワーを表すシンボルです。蜂は、太陽の神、ラーの涙から生まれたという伝説があります.
キリストの時代のユダヤ宗派の苦行者のメンバー （エッセネ派）は死海文書（Dead Sea Scrolls）を守る役割がありましたが、彼らのような聖職者は“蜂”に例えられました。なぜなら、彼らの神に対する貢献と、コミュニティに対する死海文書のキーパーとしての、全体のための不可欠な役割からです。また、働き蜂のように、常にスピリチュアルな叡智をコミュニティのために提供し続けたからです。
蜂は愛のシンボルでもあります。愛の神、矢を持ったキューピットはルネッサンスの絵画にも描かれています。愛は盲目ということわざもありますが、愛の矢に注意という意味もあります。
中国では、花の上にいる蜂は、恋愛や結婚を意味します。幸福やグッドラック、繁栄や平和のシンボルでもあります。
上記のように、蜂一つのシンボルをとっても、さまざまに解釈することができます。初夢に限らず、皆さんも覚えてるシンボルがあれば、その意味を探ってみると、今の自分のためのより深いメッセージが得られるかもしれません。
