アラフォー夫婦の漢方生活
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ズキズキと痛む片頭痛
ストレス、緊張、疲れ、天候、気圧、人ごみなど片頭痛が起こる原因はさまざま。
日本人の3人に1人が頭痛に悩んでいるといわれています。
片頭痛は女性に多く、日本全国調査によると、全年齢層での片頭痛の有病率は男性3.6%に対し、女性12.9%と報告されています。
この数字から、男性の3.6倍の女性が片頭痛で悩み、苦しんでいることが分かります。
特に20〜40代の女性に多く、30代で20%と最も有病率が高く、40代でも18%にも及んでいます。
女性に片頭痛をもたらす主な要因
- 月経前後月経や排卵、更年期などの「女性ホルモンの増減」
- 片頭痛は女性に遺伝しやすいとされる「遺伝的素因」
- 男性より女性の方が周囲に痛みを訴えやすい「文化的要素」
30〜40代の女性に多く発症する理由としては、この時期に妊娠や出産といった女性ホルモン量が変動するライフイベント、仕事と子育て、さらには介護も含め多忙な年代でもあり社会的ストレスがかかること、更年期の入り口に差し掛かることなどが考えられます。
片頭痛の特徴
ズキンズキンという脈打つような痛みと体を動かすと頭痛が悪化することです。
片頭痛の症状は頭痛だけとは限らないようです。
片頭痛で一番多い症状、実は「肩こり」「首凝り」。
肩こりから来る頭痛は「筋緊張性頭痛」と呼ばれていますが、普通の肩こりは痛み止めや湿布で治ってしまいます。
首、肩や体を温めると治まります。
漢方薬の五苓散(ごれいさん)と呉茱萸湯(ごしゅゆとう)の二種類を服用してみて、5分から10分で片頭痛の痛みを取り除くことができるので、肩こりや首凝りがなくなれば、片頭痛だということが分かるようです
確かに、自分の頭痛が緊張性からくる頭痛なのか、片頭痛なのか、よく分からないまま葛根湯を飲んでみても効果が全くない時があります
この時の頭痛は片頭痛なのだと思います
自己でなかなか頭痛の種類を判別しにくいです。
私は、緊張性頭痛と片頭痛の両方を持っているので、頭痛の時の対処の仕方が難しいです。
肩こりから来る頭痛だから片頭痛ではない、とは限らないようです。
長く続く肩こりや首凝り、周期的にだるくなりあくびが出る、腹痛やめまいが起こる症状も、片頭痛の可能性があり。
片頭痛の肩こりは首も同時に凝っていることが多く、倦怠感、脱力感、あくび、知覚過敏で光や音に敏感になり、ひどくなると吐き気を伴うことも特徴です。
冷え性や胃が弱い片頭痛持ちの人には、消炎鎮痛剤は効果がないばかりか、かえって胃の調子を崩してしまうので、痛み止めの使用は控えるべきです。
頭痛に対して鎮痛剤を飲むのではなく、漢方薬、五苓散と呉茱萸湯の同時内服がおススメ!
頭痛や生理痛などで痛み止めを連日乱用している人は、漢方薬を試してみてください
片頭痛には呉茱萸湯が効果があることが多いです。
特に冷えがあって、発作時には肩~首にかけ凝って痛くなる人にはよく効きます。
頭痛とともに吐気がある場合にも、呉茱萸湯はこれも緩和してくれます。
漢方には冷えが肩こりの大きな原因と考えます。
首まわりを温める葛根湯。ほかに、ストレスを緩和し、冷えを改善する加味逍遙散。
桂枝茯苓丸なども効果があります。
呉茱萸湯は1包からでも効果を実感できる即効性のある漢方薬
頭が痛くなってから飲んでも十分に効果があるので本当におススメ