アラフォー夫婦の漢方生活
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季節の変わり目と漢方薬
季節の変わり目はいつも体調不良・・・
体調を崩しやすい季節の変わり目は、昼と夜の気温差や月平均の気温の寒暖差が大きくなる時です。
1年の間に、9~11月、3~4月、6~7月頃は体調に気を付けるほうがいいですね
季節の変わり目の体調不良の原因は、寒暖差やストレスなどによって自律神経のバランスが崩れることで生じる自律神経の乱れです。
自律神経のバランスを崩さないようにするには、規則正しい生活を送るように養生が大切です。
季節の変わり目や寒暖差、梅雨の時期、台風が多い時期、天候の崩れなど気象の変化によって不調が起こることを気象病と呼びます。
気象病を引き起こす要素は、気圧、寒暖差、そして湿度です。
気象病は、気候や天気の変化が原因でおこる体の不調で、
頭痛の中でも、頭がキリキリする、頭が重く感じるなど、痛みの種類は人それぞれのようです。
肌荒れも起こりやすく、ニキビやかゆみが生じることがあります。
この他、肩こり、不眠、倦怠感、目の疲労、めまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み(うつ)、吐き気、喘息などさまざまな症状が出るのが特徴です。
気象病によって不調を感じる人は、国内でも1000万人にのぼると言われています。
男女別では女性(52%)の方が多いようです。
気象病を改善するには、規則正しい生活を送る、体を冷やしすぎない、十分に睡眠をとるといった基本的な生活習慣、養生を心がけることが大切です。
そして、漢方薬の力を借りて体調を改善することもできます
気象病が不調をもたらすのは、湿邪が影響しています。
漢方では湿邪により、体の水の巡りが滞って水滞(すいたい)の状態になってしまうと、
頭を締め付けられるような頭痛や頭重感、重だるい倦怠感など、気象病と同じ症状が起こりやすくなると考えられています。
湿邪を取り除く生薬、蒼朮、白朮、茯苓、陳皮などを含んだ漢方薬が効果があります。
これらの生薬は胃腸の調子を整える作用もあるので、湿気が強くなると消化器の不調(吐気、食欲不振、軟便や下痢など)が出やすい人にも対応できます。
気象病には五苓散(ごれいさん) が有名です。
この五苓散はめまいにも効果があります。
他の漢方薬では、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅってんまとう) と苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) 。
頭痛には、葛根湯(かっこんとう) と呉茱萸湯(ごしゅゆとう) 。
女性には当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 、加味逍遙散(かみしょうようさん) 、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)。
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2022年03月16日 17:01