夫婦で漢方薬生活
よければ漢方妻と漢方夫の漢方記事を読んでくださると嬉しいです
頭痛や風邪の時の入浴・・・
湯気の力で免疫力をアップさせる
おはようございます。
昨日の夜から長男が鼻水が出て、のどに違和感があると訴えてきまして、漢方夫が早速、葛根湯を飲ませていました。
学校では、給食時には葛根湯を飲ませていないため、家で朝と夜の食前に1包ずつお湯に溶かして飲ませています。
次男はまだ葛根湯の味が苦手なためスポーツドリンクを温めて溶かして飲ませます。
だいたい電子レンジで600wの1分がちょうどいい具合です
長男は来月には修学旅行が控えているので、体調管理に気を付けていきたいです。
頭痛や風邪を引いているときは、、皆さんはお風呂に入りますか?
私は、頭痛がしているときでも、とにかくお風呂に入って体をきれいさっぱりと洗い流したいと思っています、
洗い流すことで、その一日をスッキリと終わらせることができるからです。
毎日のお風呂という日常の一部なので、しんどくても、風邪を引いているときでも、絶対にお風呂に入らないと気が済まない派です・・・
実際に、頭痛や風邪の時にお風呂に入って大丈夫なのかどうか!?
頭痛がある時の入浴で気を付けること
入浴すると頭痛が和らぐ場合があります、その頭痛は緊張型頭痛です。
緊張型頭痛は、無理な姿勢や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけて筋肉が緊張し血流が悪くなって、痛みを引き起こします。
特に首筋の筋肉が弱い人ほど頭部をしっかりと支えることができずに頭痛が出やすいようです。
この緊張型頭痛は入浴によって体を温めて血流をよくし、頭や肩の筋肉の緊張がほぐれ、痛みが和らぎます
しかし、頭痛でもお風呂を控えるほうがいい頭痛があります。それは片頭痛です。
片頭痛は血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じます。
原因は明らかにはなってないようで、完全主義、神経質な人がなりやすいようです。
この片頭痛は入浴し体を温めてしまうとさらに血管を広げてしまうので、逆効果になってしまいます
私は緊張型頭痛も持っていますし、まれに片頭痛で寝込んでしまうときもあります。
片頭痛がある時にもお風呂に入りますが、全く痛みが消えることはありませんし、むしろ体がしんどくなるばかりです・・・
たいてい次の日も片頭痛が続いていて、寝込んでしまいます・・・
それでもお風呂に入りたいほうが勝ってしまうので、片頭痛時の入浴は避けるほうがベターですね・・
風邪の時は入浴しても大丈夫かどうか?
風邪を引いたときにお風呂に入るか入らないか迷ったときは、入っても入らなくてもどちらでもOKということです
お風呂に入らなければ、風邪の治りが早まるわけでもないのです
お風呂に入る時は、体を冷やさないように注意をすることが必要で、
風邪を引いているから、絶対にお風呂はダメだということはないようです
ただ体温が37,5度未満ならお風呂に入っても大丈夫だろうという目安です
37,5度以上でお風呂に入ると、お風呂の中でのリスクが増えるからです
呼吸困難になったり、意識が朦朧としたりするので、37,5度以上の熱がある時はお風呂を控えることがベストです
37,5度未満の風邪でお風呂に入っても大丈夫かどうかは、寝込むほどしんどくない時だけで、人それぞれ違います。
お風呂に入って湯気に意識をしてみて、湯気を吸い込むことで、風邪の症状が和らぎます
それは、鼻からのどにかけての線毛と呼ばれる短い毛が生えた細胞が異物を外に出してくれます。
線毛は乾燥を防ぎ、湿気を吸って湿気を与えることで働きが良くなるためです。
風邪を引いているときは、この線毛の働きが悪くなり、乾燥した状態になります。
湯気を吸いこむことで、線毛が働き、鼻やのどの通りがよくなります
湯気の力は免疫力アップにつながります
入浴をすることで、風邪の予防や風邪の症状を和らげてくれます
浴槽の水面に顔を近づけるなどして、湯気を吸いこんで線毛に働きかけてみてもいいかもしれません