4月2日まで無料で視聴できます。



多重人格を統合するか否か意見が分かれるところですが、


無理やりでなければ最終的にまとまっていったほうが、自分の人生を生きている感覚が取り戻せるのではと、私は思っています。


どうするか、どうしたいか患者さんの意見を丁寧に聞いていく過程があってこそ治療の技法が生かされます。


後半の方にUSPTと言うトラウマ治療が出てきます。

テレビ番組の宿命か


この技法の良さが簡略化されすぎていますが

これによって能動的に人格のスイッチングができるように変化しています。



生きるを養うこと、





寝る、食べる、動く


が整ってからのカウンセリング、心理療法


ですねニコニコ






なかなか良くらならないな〜と言う


患者さんがいたらしつこいくらい


この基本に戻ります花


焦っている方は気が先に行き過ぎて

この基本をすっ飛ばしがちで

セラピストも

当たり前にできていることと思って


確認し忘れたりします。





子ども時代に

何らかの理由で

ありのままの感情を受け取ってもらう機会が

少ないと、


気持ちが揺れ動いたときに

適切ななだめ方を学習しなかったことと

そのままの自分では愛されないというメッセージを暗に受け取って育ったことで


ネガティブな気持ちを感じやすく、

またそれを調整することが難しくなります





苦痛に圧倒されている状態と煽り

気持ちが麻痺して何も感じない状態の間で真顔

揺れ動く人が多いです。




お酒や薬、食べ物、ギャンブル、買い物などは、いても立ってもいられないざわざわや


荒波のような不快感を短期的にスッキリさせてくれますが、



即効性のあるものはそれを手放すことが難しくなって、そのうちにそれがないと不安になるため依存性が高く最終的に破滅を招きます。





回復には、

まず治療者とともに気持ちや感覚に気づきにっこり


名付けることを通して

自分が何を感じているのかを知り


安全な場で表現し、

それを丁寧に受け取ってもらう体験を重ねていきます。


あまりにも長い間感情から目を背けていた場合は、

怖い感じや違和感を感じるかもしれませんが


ちゃんと感じて、見守って、理解してあげることで

気持ちは収まり調整しやすくなります。


自分の気持ちに気づけるようになると

自己破壊的な行動の代わりに


感情調整の対処技術を使って

気持ちをなだめることができるようになっていきますニコニコ



そのため治療開始時に身体と気分、思考の側面から自分を落ちつかせる練習をします。




コツは反射的に行っていたことをじっくり意識しながら行うこと、


 特に不快な身体感覚から行動への移行をゆっくりさせる体験を通して自分で調整できることに気づき

 自己効力感を高めます。花





意識と呼吸の研究所のmy Pick


皆さんこんにちはニコニコ


前回に引き続き依存症関連の話題です。




私は病院で10年以上依存症の方と

そのご家族のサポートを行ってきたのですが、

誤解の多い病気なので


正しい知識が広まるといいなと、

思っています。



映画の中で精神科の病気が取り上げられているものが

いくつもありますが、


この作品は病気や治療、

周囲への影響が現実に即して

取り入れられています。


なぜなら薬物依存症の当事者が原作を書いているから。


依存症の病気の心は、家族や友人、治療者を騙し、依存対象を手に入れるために周囲を裏切り続けてしまいます。


 その一方で、 それをやめたい健康的な気持ちは人一 倍あるのに一人で戦おうとして病気の心に負けてしまうのです。



家族は

病気の本質がわからないうちは意志の力で治ると信じて、 当たり前のことをして傷ついて自責的になったり相手を攻めたり。



医療だけではなく、回復者のサポートが必要なことがちゃんと描かれているところが素晴らしいですにっこり




エンドロールには本人が並外れた支援と努力によって8年間回復を続けていると綴られています。 


再発ありきの病気なので何年立っても油断はできません。


 意志が弱いから依存症が治らないと

解釈されることが多々ありますが

実際には決断判断を司る前頭前野の機能が低下する病気であり道徳とは無関係です。







 アメリカの50歳以下の死因のトップが薬物過剰摂取、日本のアルコール関連死は年間5 万人、スマホ依存の中高生は 90万人と報告されています。




監督フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン

出演/スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメほか 

https://www.phantom-film.com/beautifulboy/


意識と呼吸の研究所のmy Pick


アルコール依存症を持つ人の周りにいる人は


なかなか周囲から理解されず困りがちです。



特に親はお嫁さんを責める傾向にありますびっくり


一度病気になると家族の愛情だけでは良くならないばかりか、


お酒をめぐって家庭内で争いメラメラが起きたり、


自分のせいかと思って自信喪失ショボーンをしたり


問題はこじれて長期化していくことが多いので.


できるだけ早く


アルコール依存症専門の医療機関に問題を感じた人から相談に行くことが肝心ですニコニコ




意識と呼吸の研究所のmy Pick