京都高島屋6階にある蔦屋書店のシェアラウンジというのに行ってみた。

 

通常1時間1100円のところ、30分550円でお試しできるというはがきを

百貨店入り口で配っていたので、さっそく行ってみる。

 

前から興味はあったけど、1時間は長い気がしてた。

 

さて、受付でいろいろ聞いてみる。購入前の本3冊持ち込み可とあったが、

専用の手提げカゴをもらって、蔦屋の5階から持ってくるシステムと分かった。

 

会計は出るときでよいそう。

中は広々として、明るく、2人でおしゃべりしている人もいて、

喫茶店代わりにも使えそう。

 

席を窓際に確保し、5階へ行って、時間がないので大急ぎで面白そうなのを

カゴに入れて席に戻る。

 

ここの売りはソフトドリンクやおつまみなどがいただき放題だということ。

(ソフトドリンクプラン)

ただし、持ち帰りは固くお断りするとのことだった。そりゃそうだ。

ちなみにアルコールプランいうのもあるらしいが、

アルコールに弱い私には関係ない。

 

エスプレッソとナッツと個別包装のおやつを3つ取って、席に着き

いただく。エスプレッソはほんとにちょっとしかなかったので、

飲み物はおかわりした。

 

手が汚れるので、食べながら読むわけにいかず、慌てて食べて、

お手拭きで拭いて、本を読む。

 

適当に手に取った割に、3冊とも面白く、それぞれ、もっと読みたいと

いう気分になった。

 

「古くてあたらしい仕事」島田潤一郎 一人で出版社を立ち上げるに至った

いきさつ、本への愛、仕事に対する思いをつづる。

 

「猫のパジャマ」レイ・ブラッドベリ これはタイトルに惹かれた。短篇集。

 

「清少納言を求めて、フィンランドから京都へ」ミア・カンキマキ 清少納言に

あこがれる著者の旅エッセイ。時空を超えてセイ(清少納言)に語りかけつつ、

旅をする。

 

それぞれちょこちょこ拾い読み。中途半端に読むと、さらに先が読みたくなる。

 

30分は意外と短い。

 

というわけで、あわただしく、本をカゴに戻し、残っていたおやつを食べ、

皿を戻し、会計をしに行く。

 

本は結局全部お買い上げすることにした。

 

思った以上に出費になったけど、立ち読みで出会っていたら、また今度で

いいわとなった気がする。

 

集中して作業するとか、買い物のあいまに休憩するとか、

思い思いの使い方ができて、いいスペース。

 

ただ、時間が気になって、もう一つゆっくりできなかった。

1時間あったら違っていたかもしれないが、時間が気になるのは同じ。

 

 

また時間がゆっくり取れるときに来たい。