2012年世界のレイキマスターは・・・
やはり日本に関心が高く憧れています。
でも日本の現状は 今だにレイキは医療の蚊帳の外に置かれてます!
そこで 私も何度か参加したことがある
NPO法人 日本レイキ協会の
新春のメルマガ 素晴らしい内容でしたので シェアさせていただきます。
以下全部 原文のままです。
2012年1月7日号
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笑顔大国ニッポン!【NPO法人 日本レイキ協会】
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「海外のレイキマスターにインタビュー!
彼らはレイキのどこをスゴイと感じている?」
by; 辻耀子 (NPO日本レイキ協会)
私がレイキと出会って、はや16年。
外国人レイキ実践者のかたがたにも、多数お会いしてきました。
彼らから観た「レイキ」とは?
「レイキ発祥の地・日本」とは?(どんなイメージなのだと思います?)
「彼らはなぜ、レイキを学ぼうと思ったのか?」
今回は、彼らへのインタビュー・レポートを書いてみます。
私は今までに世界各国、実にさまざまな国のレイキマスターと、この日本で
会ってきました。
実にさまざまな人がいました。
たとえば中近東の人、アフリカ大陸の人、旧ソ連からアメリカに亡命した
科学者、ブルガリアの人、アルメニアの人、イスラエル人の石油王…。
彼らにとって、レイキ発祥の地・日本は、本当に憧れの土地なのです。
たとえば、イラク人のレイキ・マスター男性。
「湾岸戦争の直前に、日本にやってきました。その後戦争が始まり、祖国に
戻れなくなりました。今までずっと、戻れていません。」
…そんな彼に「レイキのどこに惹かれたの?」とインタビューしてみると…。
「僕は、宗教の違いを超えて、ただ心が通じ合い、愛や思いやりが感じられる
『何か』を探していました。レイキと出会った時に、これだ!と思いました。」
私はさらに尋ねました。
「レイキのどこについて、これだ!と感じたのですか?」
「他国の人や異教徒の人と、お互いの主義主張や価値観を話せば、どうしても
違いが気になってしまいます。でもある日、ただ相手の身体に手を置き、何も
話さずにレイキを行なっていた時に、相手もまた自分と同じように努力し、
苦しみや哀しみを持ちながらも懸命に生きている人なのだと心の底から実感できた
のです。
そして、その時に相手の目を見たら、相手もまた僕に対して同じような慈しみの
気持ちを持ってくれている事が、そのまなざしから感じ取れました。僕はその時に
気付いたのです、自分はずっと、そんな“つながり”を捜し求めていたのだと。」
アフリカ大陸やブルガリア、ルーマニアから日本に来てくれた人もいました。
当時、ルーマニア人男性は、こう言いました。
「ルーマニアでは、1ヶ月の給料が5,000円ほどです。日本の安いビジネスホテル
の1泊分にしかなりません。でも、僕の生涯の夢は日本を訪れる事でした。臼井式
レイキのふるさと・京都の鞍馬山に登ることでした。そして今、とうとう日本に
旅行する事が出来たんです」
私は尋ねました。
「旅費はどうしたのですか?貯めたのですか?」
「いいえ、生きていくのに精一杯で、貯金などする余裕はなかなかありません。
実は、今回の日本旅行のための旅費は、僕の家族や親戚中が、僕の夢を叶える
ために貸してくれたものです。正直、僕は一生働いても、このお金を返す事は
できないでしょう。けれども、それを分かっていて、みんなが僕の夢を叶えるために
お金を貸してくれたんです」
私はさらに尋ねました。
「どうしてレイキに、そんなにハマったのですか?」
「病院での医療や治療が受けられない人にとって、レイキは強力な治療手段です。
日本の人には分からないでしょうが、どうしようもない貧しさと寒さ、厳しい
現実の中で、レイキの手当てによって僕たちの身体は癒され、心も安らぐのです。」
私:「レイキのどこが気に入っていますか?」
「レイキのコツは、『自力でやるのではなく、エゴを横へ置いて、自分がただ
エネルギーの通路になる事に徹する』という事ですよね。そこが素晴らしいです。
そんな治療法は、他には存在しません。時折、つらい時や思い通りにならない時には、
そのコツを思い出しています。自分の心の中のエゴや怒りに気が付くたびに、エゴを
横へ置いて生活するよう心掛けています。また、自分自身にレイキを行なうと、
心がなんともいえない平安に満たされるんです」
…お金持ちのレイキマスターとも、会いました。
オーストラリア人の石油王です。彼は何と、うちの手当て会に来るのに、
「道に迷ったのでオーストラリア大使館に寄って、頼み込んでハイヤーに乗せて
もらい、ここまで送ってもらって来ましたよ!」と言ってました…。
本当に黒くてでっかいハイヤーで送迎され、やってきたんですよ(汗)。
あの時はビックリでした~!
けれども話を聞いてみると…。
「僕の祖国はイスラエルです。5歳の時、家族でイスラエルを逃げるようにして
後にしました。オーストラリアに移住するまでの間に、色々な場所を転々とし、
その間に家族はバラバラになってしまいました。オーストラリアに移った後も、
長い間ものすごく貧乏でした。僕は苦労して今の社会的な成功を手に入れたのです」
私:「なぜ、レイキに興味を持ったのですか?」
「レイキには、宗教の教えを超えた真実があると思えたからです。宗教対立は
エゴとエゴとのぶつかり合いのように思えます。レイキの『エゴを横へ置いて、
無の境地でただ目の前の人に手を置き、自分は筒の状態になってエネルギーを
流す』という行為が、非常にブレのない真実に思えたのです」
私:「オーストラリアでは、レイキはさかんですか?」
「ものすごい人気です。代替医療として、ハーブ療法やアロマセラピー、漢方、
気功などと並び、人気です。でも、代替医療という枠を超えて、僕にとっては
レイキの理論こそが自分の信じるものであり、人生の軸となっています。
自分の成長の糧でもあります。ちなみに今の僕は無宗教です」
他には、「旧ソ連領で生まれ、内戦の難民として7カ国を転々としながら、
生き延び、今はドイツ国籍を手に入れ、ドイツでレイキ療法家をしています」
という女性もいました。
「ドイツでは、医療行為としてレイキを使い、治療家をしています。先日は、
交通事故で複雑骨折をし、西洋医学の病院ではもうこれ以上治らない、と言われた
男性が私のクリニックへ訪れました。彼の身体は背骨が大きく歪み、歩行が大変
でしたが、2ヶ月ほどレイキ療法を行なううちに背骨の歪みや身体の痛みが取れ、
見事な結果が出ました」
彼女は、「平和な国に生まれた人には理解しづらいでしょうが、紛争の中を
生きてきた難民や兵士は、ひどいトラウマに悩まされ、眠ろうとするたびに夢の中で
恐ろしい体験を再現してしまい、夜中に何度も汗をかいて目覚める…という苦悩と
闘っています。これには、様々な治療法の中でも、レイキが最も強力な効果を
発揮するのですよ。米軍をはじめ、各国の医療機関がトラウマ治療にレイキ療法を
取り入れています」とも言ってくれました。
(注:現在、日本の法律ではレイキ療法は医療・治療として行なう事を禁じられて
おり、リラクゼーションサロンは開設出来ますが、クリニックは開設出来ません。)
アイルランド人のレイキマスター女性もいました。
やはり彼女も、幼い頃からテロや爆撃を身近に体験して生きてきた人でした。
辻:「なぜ、レイキマスターになろうと思ったのですか?」
「目の前で爆撃を見たり、友人が銃で殺されました。その時の事を毎晩のように
夢で思い出し、長年不眠症で苦しんで来ましたが、どんな治療を試してもなかなか
よくなりませんでした。ところが、レイキと出会ってからよく眠れるようになり、
嘘のようにトラウマから解放されたんです。それが、私がレイキマスターになった
理由です」
海外から日本に訪れた外国人レイキマスターたち。
彼らが共通して驚いた事は、2つ。
◆1つめ:「日本は先進国なのに、驚くほど、英語が通じない!」
◆2つめ:「日本はレイキの発祥の地なのに、(自分の国のように)駅前に
レイキクリニックがない!なんで?!こんなにも世界的にメジャーなレイキ
なのに!」
でした。