とあり、更に仏教における愛着として、
仏教における愛着は煩悩の一種であり、これに対するインド古語はたくさんの種類があるが、基本的な働きとしての愛着をパーリ語でローバ(lobha)といい、伝統的に「貧」と漢訳される。意味は、ある対象を気に入るという、原始的で単純な心の働きを指す。対象への拒絶である瞋(dveza)、無関心である痴(moha)と合わせて三毒とも呼ばれ、苦しみを生み出す原因と扱われている。
と続けられている。
貪瞋痴(とんじんち)の三毒は、ざっくり簡単にまとめると
貪(むさぼり)/貧欲、執着
瞋(怒り)/憎み、嫌悪
痴(おろか)/愚痴、無知
のような感じでもありますね。
生まれた時から仏教徒の私としては、幼い頃から聞いてきた、貪瞋痴の三毒のうちの貪=愛着ということに、ちょっとびっくり (勉強不足なもので…^^;)
愛着って、宝物みたいに大切にしているものだと思っていたので…(私の勝手なイメージとして)
あ、でも、まてよ。
高次元な意思からの愛着ならばともかく、ダメな自分や、ダメな癖や、ダメな物事への愛着だったら…。
ああ、たしかに宝物じゃないですね
ダメなところも自分の一部と思い、可愛がっているところがあるなぁ〜。
直したいと思っても、まあいいかと甘やかし…
問題先送り〜
始めようと思ったことも、
1日延ばしで先送り〜
ネガティブな愛着をしている物事や自他を考え始めると、人生やり直したくなりますが…(笑)
ひとつ、ひとつ
一歩一歩、亀の歩みであろうとも、ネガティブな愛着は切り替えられるようがんばろっと
ネガティブな愛着が多すぎて、今世ではムリかもしれないけど…(笑)
今の私は、見て見ぬフリをするよりマシかな…
向き合えるところから、ポジティブ変換していきます
ところで、今日、近隣の梅の木を見上げたら、梅の実が大きくなってきていました
毎年のことですが、実がなるとなんだかワクワクします。(梅の実は収穫しませんけど…ね 笑)
実がなるって、私の中では豊かなイメージだからかな。
自分のカルマは自分で刈り取って、新しいポジティブな因の種、巻きたいな。
そして、実らせ…心豊かに…
それでは、また!
蓮美